ネットワーカーが大好きな言葉
の中に【権利収入が取れる】と言うのがあります。
勿論、中には権利収入を得ている人もいるでしょう。
しかし、それはほんのごくごく一部のわずかな人のみが得られているものです。そしてそれはあなたがいくらアップラインのセミナーを聞いても実現するのは不可能なのです。
アップラインと言われるリーダーがやって来た方法とあなたに教えている事とは違うのです。
誰もが真実を知りません。
皆さんはおそらく、頑張れば誰でも権利収入が手に入ると言う大きな勘違いをしているはずです。
本当に権利収入が取れると思っていますか？
皆さんは本当に自分自身が権利収入を取って自由に海外で遊び回れると思っていますか？
今頑張れば、将来はのんびりと悠々自適な生活が待っているの信じていますか？
ネットワークビジネスのリーダーはSNSで権利収入をうたい贅沢な旅行や生活スタイルを公開しています。
それが社会一般的に全くの逆効果であり、その行為はかなり恥ずかしい事である事も知らずにです。
私はネットワークビジネスで大成功しました。日本で大ブームを巻き起こし、私のノウハウでの影響は1兆円以上。自身の売上だけでも1000億円以上の売上を上げ、自身で受け取ったコミッションはおよそ20億円。
いかがですか？
あなたが師匠と敬うネットワークビジネスのリーダーは私より実績がありますか？ほとんどはノーと言えるでしょう。
そんな業界を作って来た第一人者の私が権利収入で未来永劫、何もしなくともずっと稼ぎ続けられるなど感じた事はありません。
私の心はいつも満たされず、常に恐怖でいっぱいだったのです。
これが本音であり、これが真実のトップディストリビューターの姿なのです。
日本とトッププレイヤーでさえ、未来への不安や恐怖に苛まれていたのです。贅沢な旅行や暮らしを表現しているリーダー達の姿をSNSにて拝見させて頂き残念な気持ちになるのと同時にその方々の将来を憂います。
私は以前のネットワークビジネスで、それこそ飛ぶ鳥を落とす勢いで成長できました。その当時は無かった、ノウハウをシステマチックに仕組み化したことによって、ネットワークビジネスは素人の私が、一年三ヶ月で、参加した会社の最高タイトルを取得しました。
今でこそ、ネットワークビジネスのリーダーはこぞって自分の所にはノウハウがあると発言していますが、業界でグループ全体で「ノウハウが一番大切である、何をやるかではない、誰とやるかが一番大切である」と謳ったのは
私が業界で初めてなのです。
今、業界で同じ様な発言をしている人ばかりを見かける事が多くなりましたが、所詮、私の真似でしかありません。
しかひ私の真似などしてないと多くのリーダーは言うしょうねw
では検証してみて下さい。そのリーダーのノウハウはどこで学んだのかをw
その人が学んだのは誰なのか？
どこからなのか？
全ては私が公開した書籍やノウハウに行き着くはずです。
オリジナルで開発している人を見た事が有りません。全ては、【ある情報を寄せ集めただけ】でしか無いのです。
皆さんが普段言ってる事、やってる事のスタンダードなノウハウを作ったのはそもそも殆どが私なのです。
知らなかったでしょ？w
1年3ヶ月で最高タイトル、その時の月収は350万円、その半年後には月収は500万円を超えて多少の増減はありましたが年収1億ほどになるのに時間はかかりませんでした。そして頂点の時に私は引退をしてビジネス活動の一切から手を引きました。
それから10年くらい、少しずつ少しづつ収入は減っていきました。
最低年収は4000万円ほどです。
全体売り上げが減った時もありますが、それは大きな問題があった時くらいで、私が引退しても、全体として売上は上がり続けたのです。
売り上げが上がったのに収入が下がるのも不思議に思う方がいるかもしれませんが、これはMLMのマーケティングプランによって、ボリュームゾーンがボトムに下がって行くためです。
（このあたりの真実はまた機会が有りましたら書きたいと思います。）
売上が上がり続ける仕組みが大切なのです。
売上アップの継続こそ仕組みのなせる技であり、その辺の実績のないノウハウとは訳が違います！w
そしてネットで蔓延る
「コピペで儲かる」
「誰でも数分間の作業」
「スキルも何もなくても簡単に儲かる」などなど
そんな甘い話はあり得ないのです。自身のスキルが上がっていないのに本当に儲かると思いますか？今の組織においてあなたのスキルが上がりましたか？
キラキラして見せて、無理をして、そしてコピペを送る迷惑行為を継続する。
社会に役立つどころか、社会の癌になっているのに、なぜ儲かる事などあるのでしょうか？
あり得ないのだと自覚をして欲しいのです。
コピペで本当に儲かるなら、それを自動で行うソフトウェアを開発して、ネットで走らせたら誰でも儲かるって事ですよね？
普通に考えたらあり得ない話なのです。美味しい話には必ず裏があるので注意が必要です。
私は権利収入を取ってきた人間です。しかし私はあなたに言いたい。権利収入など無いと断言します。
人々が憧れる権利収入を取って来た私が
業界を牽引し、巨大マーケットを構築した私自身が、その様な物は存在しないと断言しているのです。
私は相当儲かっていた日本のトッププロの一人です。しかし私は常に不安で仕方がありませんでした。
この収入がいつまで続くかもわからない、そして何より、私は当時、ビジネスへの情熱を失っていました。
ではネットワークビジネスが権利収入には絶対にならない理由を書きたいと思います。
ネットワークビジネスはディストリビューター
（最近では名称を変える会社も良く有ります）
と呼ばれる、消費者で有り、ビジネス活動をする人間とが兼務されて一緒にされている、所謂、会員制のクローズドマーケットなのです。
このディストリビューターと言われ販売員兼消費者のいるネットワークビジネスは、日本では法律で厳しく規制されています。
ネットワークビジネスとは俗称であり、正式には連鎖販売取引と言います。
この連鎖販売取引の中で特定負担と言い製品やサービスを買わないと収入にならないビジネスと特定利益という、連鎖販売取引での報酬プラン、権利があるものは、
特商法の連鎖販売取引の法律にて厳しく縛られているのです。
・概要書面交付
・重要事項説明
が対面で義務付けられており、この違反には行政処分を含む厳しい罰則が設けられているのです。
この連鎖販売取引、ネットワークビジネス世界最大であり、日本でも最大のAmwayさんは昔、この会員制のマーケットが拡大して、全てがAmwayで買えるようになるとビジョンを豪語されていました。
40年以上経った今でも何も変わりませんw
売上が上がるどころか減少しています。消費者が増えるどころか減少している事実があります。
売上が伸びているどころか、最盛期の半分ほどの売上なのです。
製品は増えたかもしれません。しかし、多くの製品も姿を消して、決して、カタログは分厚くならず、何でも買える様にはなっていないのでふ。
また販売員であるディストリビューター数は減っています。しかし売上は数年間維持していました。
これはどう言う事がわかりますか？
売上維持が、ディストリビューターが減っているのに起こっている事実なのです。
消費者が増えている訳でも有りません。消費者さえ減少しているのです。
と言う事は、ディストリビューター1人当たりの売上はアップしていると言う事です。
では
ターゲットゾーンが変わったのでしょうか？富裕層や年齢の高い層の参加が増えたのでしょうか？
事実は若者が増えています。しかも社会を知らない情報弱者の若者達です。高価格の製品をとてもじゃないけど買える層では有りません。
どう言う事なのかもうお分かりですよね？
買えない人が、身の丈に合わない高価格な製品を、自身の収入に相応しくないほど買い込んでいると言う事実の存在です。
色々なネットワークビジネスの会社でこれが起こっているのです。
幹細胞コスメを扱う複数のネットワークビジネス企業において、海外展開もしていないのに、将来の海外売上の%が貰える権利など言葉巧みに買い込ませるのです。
消費者不在で数百万円もの買い込みをしている情報弱者の被害者からの相談を私は沢山受けてきたのです。
これはアムウェイさんだけではありません。ありとあらゆるネットワークビジネスでこの光景を見る事が出来ます。と言うか、これをしないとリーダーも儲からないのです。消費者がいて、その人たちがその製品に価値を見出し、製品を購入して継続してくれるからこそ本来儲かるのです。
それにも関わらず、ネットワークビジネスの業界は儲けたい人が殆どであり、その人たちの多くが身の丈に合わない購入をしていたらどうなりますか？
普通に考えたらわかる事です。
クローズドマーケット
そもそも会員制というクーローズドマーケットである
小さな市場に何の魅力があるのでしょうか？
ある情報商材をネットワークビジネスにした詐欺ビジネスがあります。よく、コピペで稼げるなどと、法律違反も知らずにメッセージを送りつけてくる悪徳ビジネスです。
そのメッセージでさえ、色々な人が同じ文章を送ってくるので、フォーマットのパターンがある事でしょう。
ここはビジネスも法律違反、やってる事も法律違反、扱う情報商材は詐欺でアフィリエイトなどネットでの実績がゼロにも関わらず、多くの情報弱者から大金を搾取する悪徳ビジネスです。
やはりここもアムウェイさんと同じ様な事を言ってます。
「ネットワークを構築出来たら、色々な企業が製品を流して欲しいと依頼が来る、何を流しても儲かる、全ての製品が無料に近づく！」
などと、どこかの信仰宗教のようで、まるで経済知識も常識もわかっていないトークで私は呆れました。
Amazonを見てください。書籍のネット販売からスタートして、今は何でも扱っています。
もしAmazonが会員制のクローズドマーケットならば？今のようになれましたか？
mixiも最初は会員から紹介がないも入れませんでした。すぐに頭打ちになり方向転換をしました。それでも経営は改善できず、ソーシャルゲームのプラットホームへの転換で業績は改善したのです。
ネットビジネスの基本は
「買いやすい」
「返しやすい」
非常にシンプルなのです。
例えば車で大切なのは
「走る」
「止まる」
という基本性能です。
そこに快適性など付加価値が付くのです。
あなたも考えて見るべきです、ネットワークビジネスは、あなたが扱っている製品、サービスは
「誰が喜びますか？」
この誰が？というベクトルが、もしアップラインと言われるリーダーであったり、主宰会社、ありもしない、あなたが権利収入を得て成功する、つまりあなたの喜びだとすれば、それは悪徳商法である可能性が非常に高いといえます。
50年前はそれでも通用したかもしれません。その時代にはインターネットが無かったのです。
しかしインターネットの出現で世界は大きく変わりました。
クローズドで紹介者の必要なMLMと言う規制の厳しく、多くの人々に嫌われるネットワークビジネスよりもインターネットによるオープンマーケットに対するリーチです。
ピコ太郎さんがジャスティンのシェアによって、フリーターから一夜で世界的なスターへとのし上がりました。
これがインターネット、つまり
オープンマーケットのリーチの効果
なのです。
たった1人の影響力のあるインフルエンサーによってシェアされた情報により、シェアが多くのインフルエンサーによりさらにシェアされて行く。非常に短期間で大きなプロモーション効果が見込めます。しかもコストもかける事なく実現も可能なのです。
これから見て、何とMLMの市場の小さい事。そしてネットワークビジネスのリーダーと言うのはリアルの人間です。ネットに広い見識を持つ人など皆無なのです。
そしてネットワークビジネスが扱う製品は市場で全く競争力の無い製品が高価格で販売されています。ディストリビューターの多くは儲からなければ辞めてしまいます。稼ぎたいというディストリビューターと純粋な消費者の割合は
業界平均で 95：5
で95%が稼ぎたいというディストリビューターと言う販売員が占めます。純粋な消費者はなんとたったの5%しか存在しません。
あなたは携帯電話を販売するdocomoショップが95店舗でお客様が5人しかいないとしたらその携帯ショップは儲かると思いますか？
ビジネスをやる人と消費者が 同じではビジネスは成立しません。稼ぎたい人が95%ならば、稼ぎたいのに稼げない人は辞めるに決まってるじゃないですか？w
それを辞めさせない為に「自己啓発、能力開発セミナー」という悪魔のセミナーで洗脳して行くのです。
ビジネスで大切な事は
消費者を獲得する事です
そして
その消費者を大切にする事です。
・誰が顧客なのか？
・どんな価値を提供するのか？
・どの様な方法でその人へと届けるのか？
旅行、格安SIM、電気に共済が安いと言うネットワークビジネスもあります。物販は難しいのだ！これからのネットワークビジネスは非物販だ！など息巻いているのですがどうでしょう？
あなたが一般人だとして、上記の安いものを探すとして、どの様な手段で探しますか？
安い物を求める消費者がフル活用するのがインターネットです。検索すれば同じ目的のもの、つまり旅行、SIM、電気に共済という、別にどの会社でも構わない、消費者が目的を達成する為に価格勝負になりやすいものについて、消費者は一番安い物をネットで検索して購入します。
まさか口コミで、ネットワークビジネスで、決して安くもないものを購入しますか？
実際に上記のネットワークビジネスで扱うその製品、サービスは決して安くは有りません。ネットで検索すればいくらでも安い物が他に見つかるレベルの製品であり、一部の情報弱者でもない限りをそれを選択する事はない。
にも関わらずにビジネスとしてやっている人がいる。
何故ですか？
勿論、あなたは儲かると思ってやっているのです。安くて儲かるのは大手さんだけです。価格競争の激しい業界に個人事業主が参入してどうして儲かるのですか？
報酬プランを良く読んで、自身の受け取れる報酬を計算してみて下さい。
たった10万円を受け取るにも恐ろしい人数を恐ろしいほどの労力でコストもかかる。
達成は難しい事が計算すればすぐに明らかになるでしょつ。
目先の儲けに騙されないで下さい。美味しい話、楽に儲けられるビジネスなど存在しません。
これからの時代はインターネットを活用でき、「消費者」を獲得できる、ハウツーやその仕組みが無ければ権利収入どころか、その会社が生き残ることすら難しいと考えます。
多くのネットワークビジネスや悪徳商法のプレゼンテーションは全て同じだと考えます。
全ての悪徳商法、詐欺師、リーダー達のプレゼンは同じなのです。
「このハンバーガーは旨い、安い、儲かる！」
だからビジネスをした方が良い！
このハンバーガーが情報商材なのか？
格安SIM
旅行
電気
共済保険
サプリメント
化粧品
仮想通貨などなど
商材は千差万別
【安い、旨い、儲かる】
だから、一緒に仕事をして儲けましょう！って話なのです。
昨今のこの日本で副業のニーズは高まっています。にも関わらずなぜネットワークビジネス業界は常に縮小し続けているのでしょうか？なぜ殆どの方は儲けられないのでしょう？
まず、この事実をしっかりと理解して下さい。
副業ニーズは高まっている。
しかし
ネットワークビジネスの市場は縮小し続けているのです。
この私のブログに辿りついたあなたも恐らく、儲かってなく、リーダーに言われた通りにやっても全くうまく行かずに希望を失いここに辿り着いたのではないですか？
リーダーはあなたに教えた方法で成功した訳でも何でも有りません。その方法は再現性がある訳でもありません。
ネットワークビジネスは何故上手く行かないのか？
そもそもあなたはリーダーに教えて貰った方法を一生懸命やってるのに何故上手く行かないのか？
結局はネットワークビジネスには
【再現性】がないのです。
常に躓いているポイントは集客なのです。
・代理店（ディストリビューター）をどの様に集客するのか？
・消費者をどの様に集客するのか？
こんな単純な所で躓いているのがネットワークビジネスです。
コピペを送っても、ネットの掲示板に勧誘文書を掲載しても何の解決にもなっていません。
それどころか、その行動は迷惑行為で法律違反なのです。
一番大切なのは消費者なのです。
これは明らかな事です。
ここから目を逸らさないでくだ。
消費者はどの様な人達ですか？
どんな価値を？
どの様な方法で提供しますか？
そして代理店は？
どの様な人がターゲットですか？
その人はどんな課題を抱えていますか？
その方々へどんな価値を？
どの様な方法で提供しますか？
ここに辿りついたあなたは全く答えられないはずです。儲かる儲からない以前にビジネスモデルとして全く設計がなされていない、市場を調査して計画されたビジネスではないと言う事です。
なぜその程度のネットワークビシネスで、今後も権利収入が取れるのでしょうか？あなたさえ全く再現性が無い事を悩んでいるのに。
ネットワークビジネスで権利収入はまずあり得ません。極一部にそれは存在していても、ここに辿り着いたあなたがそれを得られる可能性はゼロと言えるでしょう。
あなたが例え、莫大な不動産資産があったとしても、その権利収入を守っていく事は非常に困難です。それは日本の税制では三代後には無くなると言われるほど、何の対策もせず、それを考える頭脳がないと、その資産さえ失う可能性が有ると言う事なんです。
これは現金でも不動産でも仮想通貨でも何でも同じ事が言えるでしょう。
社会の流れを知らなければなりません。仕組みを知らなければならないのでふ。
戦略、企画やマネージメントやファイナンス。
多くの事を学ばなければ、資産財産どころか自分のビジネスすら、サラリーマンという地位さえ脅かされる時代なのです。
だから勉強しなければならないのです。
自己啓発、能力開発などの内容が無いものではなく、 しっかりとスキルを学ぶ必要が有ります。
自身が身に付けたスキルこそ、生きていく術であり、これこそが真の権利収入に繋がると思っています。楽して身に付けられる物などではありません。美味しい話や無償案件を多数捉えているジプシーの様な方も見かけますが10年後も20年後も恐らく今よりももっと貧乏になっていると私は確信します。
何度も言います。
安易な権利収入など、絶対に存在しません。
自分を成長させる事でしか、その内なる不安を取り除く方法などない事を肝に命じる事です。
次回は、
ベンツに乗っている人は忙しく飛び回り、フェラーリを乗りましている人は家でのんびりしている秘密について書いていきます。
