レインボーアーク説明会を解説します。

はい。みなさんこんにちは。元マルチの帝王、現在は現役IT企業経営者であり、薬剤師の資格も持つ垣内です。
今日は、ある視聴者の方からタレコミをいただいた、とある「新興ネットワークビジネス」の事業説明会動画について、徹底的にモニタリングと解説を行っていきたいと思います。
タイトルは「レインボーアーク説明会を解説します」。

これ、ハッキリ言いますが、ツッコミどころしかありません。
『相席食堂』の「ちょっと待てぃボタン」があったら、開始数秒で壊れるレベルです。
今回は、専門用語の補足を交えて、この説明会のどこが危険なのか、何が嘘なのかを、余すことなく完全解説します。
ネットワークビジネスをやっている方、あるいはこれから始めようと誘われている方。
悪いことは言いません。この記事を最後まで読んで、目を覚ましてください。
それでは、解説を始めましょう。
冒頭から炸裂する「法律違反」と企画の趣旨

薬機法(旧薬事法)の基本と「1000%アウト」な発言
今回の企画は、千鳥さんの『相席食堂』スタイルで、説明会動画を見ながら、私が「ちょっと待て」と思ったらストップをかけ、その都度ツッコミと解説を入れていくスタイルで進行します。
視聴者の方から頂いたこの動画、結構な新興企業、いわゆる「新興ネットワークビジネス」なんですが、内容があまりにも「これ大丈夫なの?」というものばかり。法律に触れる部分、説明会の内容の矛盾点、ここにフォーカスを当てていきます。
ちなみに動画は1.5倍速で再生されていますが、それでもツッコミが追いつかない予感がします。
それでは、現代の最先端、いや「令和のネットワーク」の実態を見ていきましょう。
「新」ネットワークビジネスという名の「虚構」
株式会社F、レインボーアークという北海道の会社のようです。

「レインボーアークの仕組みはネットワークビジネスなんですけれども、私たちは『新ネットワークビジネス』ということで、世に言うネットワークビジネスとは差をつけようと思っています。『新』というのは、新しいという意味よりも、どちらかと言えば『本質的な』とか『真(まこと)の』、本来やるべき思いを込めていると思ってください。」
ここでまずストップです。
「新しい」とかじゃなくて、「本質的な」とか「真の」ネットワークビジネス?
これは要するに、「現代のネットワークビジネスには問題点があるから、俺たちが正しいものをやるんだ」という、よくある常套句です。

実は、このプレゼンター、私知ってるんですよ。
昔、俺のグループにいました。あんまり覚えてないけど(笑)。
なんかこいつ、うちから変なネットワークビジネスに行ったんだよ。
人を通じて話したことがありますが、彼は以前、詐欺みたいな会社(「ガロア」という絵画のネットワーク)に行って、その会社が飛んだ(倒産・逃亡した)経験があります。その時、私がその会社のことを悪く言ったら、「文句があります!お前がぶっ飛んでるんだったら俺が合ってるじゃねえかよ!」とブチ切れられた記憶があります。
あっちこっちのネットワークを渡り歩いている彼がたどり着いたのが、この「本質」だそうです。
聞いて呆れますね。
「虚業」と「実業」の矛盾した図解

「今、どうもマネーゲームに偏っているケースが多いんですよね。商品が良いか悪いかよりも『人を集めたら儲かるよ』みたいな。(中略)これは『虚業』になってしまっているんですね。虚業は底辺が豊かじゃないんです。(中略)でも実業というのは違いますよね。底辺が豊かです。」
ここで彼が出している図を見てください。「実業」と書かれたピラミッド図の下に、「底辺が豊か」と書いてあります。

「ちょっと待てぃ!」
あのですね、「底辺」って言葉を使っている時点でアウトでしょう。
これ実業じゃないよね。言葉遣いから、彼らが会員をどう見ているか想像できませんか?
本当の「実業」や「社会的な成功」と言うなら、消費者がいて、関わる人(ステークホルダー)全員に何らかのメリットや価値を提供するのがビジネスです。それを「底辺」と表現し、「底辺が豊かかどうか」なんて議論をしている時点で、彼らの本音が透けて見えます。
意味不明な「ピーチとJAL」の例え話
続いて、彼らのビジネスモデルの優位性を語るために、飛行機の例え話が出てきます。
「例えば飛行機のLCC、安いですよね。JALは高いです。でも『ピーチ(LCC)の値段でJALに乗れるよ』と言ったら豊かじゃないですか?(中略)でも、お友達に言いました。『うちのコミュニティに入ったらピーチの値段でJALに乗れるよ』。そう言ったら…『いや、私飛行機には絶対乗らないの』っていう人に売っちゃだめですよね。」

「待てぃ。」
何の話をしてるんですか?意味がわかりません。
ピーチがどうとかJALがどうとか永遠に話していますが、何が言いたいのかさっぱりわからんということです。
要は、「商品の価格はLCC(ピーチ)並みに安いけど、価値はJAL並みに高いんだ」と言いたいんでしょう。
そして、「飛行機に乗らない人(興味ない人)に無理やり売ったらマネーゲームになるから、プロダクト(製品)が大事なんだ」と言いたいようです。
この話、動画では延々と続きますが、結論を言うと「意味がわかりません」。
ピーチだJALだと言う前に、製品そのものの価値を証明すべきです。
「俺様は製品の専門家」ですから、後で出てくる製品の実態をメッタ斬りにすることになるわけですが、この時点での彼の話は、中身のない抽象論に過ぎません。
製品レビュー①:オールインワンゲル「アルティメットワン」
ここからが本番です。彼らが自信を持つ「若返りの商材」が登場します。
衝撃の「ビフォーアフター」写真は1000%薬機法違反

「これ私のビフォーアフターの写真ですね。顔の側面に大きなシミがあったんですけど、きれいに消えました。(中略)あのゲルを塗ってるだけでシミが消えていったという。(中略)周りからも『若返った』って言われるんです。」
ハイ、完全にアウトです。
「シミがなくなる」「シミが消えた」というのは、化粧品の広告において1000%薬機法違反です。
【補足:ビフォーアフターと打ち消し表示】
昔は「※個人の感想です」「※効果を保証するものではありません」といった「打ち消し表示」があれば許された時代もありましたが、現在の薬機法や景品表示法の運用では、ビフォーアフター写真で著しい効果(シミが消えるなど)を示し、消費者に誤解を与えることは厳しく規制されています。

この方、株式会社Fレインボーアークのトップ中のトップリーダーみたいな方ですよね?
トップがこれだと、簡単に言うと馬鹿丸出しというか、完全に法違反ですね。
「若返った」も薬機法違反です。
「効能評価試験(抗シワ試験)」という、めちゃくちゃお金のかかる検査をクリアしていれば、「乾燥による小じわを目立たなくする」程度のことなら言えます。しかし、彼らはそれすらやっていません。「このゲルを使っただけでこうなった」と断言している時点で、コンプライアンスの欠片もありません。
価格設定の嘘:市場価格4,5万円が1万6000円?

「これ60mlで1万6000円で販売しますけれども、実はこれ市場価格にすると4,5万円するものです。」

「待てぃ!!!」
4,5万円? ありえません。言い切れます。
成分表見ましたけど、原価はスーパー安いです。
私は薬剤師であり、化粧品開発にも携わっています。成分表を見れば原価は一発で分かります。
60mlのオールインワンゲルで4,5万円もする商品は、ハイエンドブランド(ディオールやシャネルなど)の超高級ラインでも基本的に存在しません。資生堂のクレ・ド・ポー・ボーテやSK-IIですら、そこまでの値段はしません。
容器を見ても、高級感のない汎用性の瓶にシールを貼っただけのものです。箱まで用意しているとはいえ、スプレー部分も安っぽい。
プレゼンターは「原価率20%以上」と後に豪語しますが、私の見立てでは、この製品の原価はスーパー安いです。
成分表を一瞬見ましたが、「プロテオグリカン」や「バクチオール」といったトレンド成分が入ってはいますが、化粧品の成分表示は「配合量の多い順」に記載するというルールがあります。
上位に来ているのは「水」「BG」「グリセリン」などの一般的な保湿基剤。有効成分らしきものは下の方、おそらく1%未満の配合量でしょう。

僕なら1,600円いかないです。1,000円ちょっとで作れます。
それを「4,5万円の価値がある」と言って売る?
逆にあなたの会社、すごい高すぎませんか?というのが僕の見解です。
【補足:OEM(Original Equipment Manufacturing)】
他社ブランドの製品を製造すること。化粧品業界では一般的で、中身の処方や容器を選んで、自社ブランドとして販売することができます。
テクスチャーと保湿力のなさ

「1回使ってみてください。気に入ったらそのまま続ければいい。(中略)パフォーマンス感じないんだったらば全額返金します。」
実は以前、この商品について相談を受けたことがあります。
成分からテクスチャー(使用感)を想像して「これ、多分さらっとした感覚で保湿力弱いよ」とアドバイスしました。
実際に使った50代の方は「全然保湿しなかった」と言っていました。「何回も塗り重ねてください」と言われたそうですが、それではコスパが悪すぎます。
若い人には良いかもしれませんが、ターゲット層である年配の方には全く向かない製品です。
これで「4,5万円の価値」と言われたら、景品表示法違反や特定商取引法(特商法)違反の可能性すら出てきます。
製品レビュー②:サプリメント「ありがとう腸〇君」

禁止ワード「腸」の使用とコンプライアンス欠如
「2つ目はね、健康にフォーカスして、『腸』のサプリ…」

「待てぃ。」
また出ました。「腸」というワード。
「腸」ってワード自体がもう使えません。禁止ワードです。
もうスリーアウトですね。
今の薬機法や健康増進法の観点からすると、サプリメント(健康食品)で特定の身体部位(腸など)への効果を暗示させるような名称や広告表現は、基本的にNG(使用不可)です。
「腸活」などが流行っていますが、商品名や効能としてダイレクトに使うのは非常にリスクが高い、というか禁止ワード扱いです。
価格設定と他社製品の流用疑惑
「1ヶ月分で8000円なんですよね。(中略)通常ネットワークビジネスの商品っていうのは大体300円ぐらいのものを1万円ぐらいで売ってる。(中略)私たちはこれ2000円ぐらいの原価のものを8000円で販売します。」
8,000円。
これに関しては、私の感覚では「めちゃくちゃ高いけど、ネットワークビジネス界隈の商品としては、まあ許せる範囲(良心的ではないがあり得る)」というラインです。
私たちが作れば、もっと高品質なものを5,000円程度で出せますが、他社が1万2000円〜1万5000円で売っていることを考えれば、8,000円は「マシ」な方かもしれません。
しかし、ここで重大な事実が発覚します。
実はこの商品、数ヶ月前に別の会社(動画内で「Nウェイ」と表記されている会社)で、6,000円で売られていたものと同じである可能性が高いです。
同じ製品が、会社が変わっただけで数ヶ月で2,000円も値上がりしている。
しかも「購入は2袋から(1万6000円〜)」という縛り付き。
ネットワーク業界ではよくあることですが、開発能力のない会社が、他社の製品をそのまま自社製品としてラベルだけ変えて売るケースです。
「原価2000円」と言っていますが、中身の容量が極端に少ない可能性もあり、実態は不明です。
製品レビュー③:全身洗浄料「アルティメットミセルウォッシュ」

「高級アミノ酸系」と思いきや…安価な界面活性剤の実態
「これ1本で全部洗えます。(中略)300mlで9000円です。(中略)ものすごい洗浄力あるのにね、肌に優しい。」

「待てぃ。」
300mlで9,000円!?
気でも狂ったのかという価格設定です。
こんな値段、もうびっくりするぐらい高いです。
最強商材と言うからには、最高級の界面活性剤を使っているのかと思い、成分を確認しました。
すると、メインの洗浄成分は「ラウレスカルボン酸ナトリウム」。
これ、「酸性石鹸」とも呼ばれますが、分類としては「高級アルコール系」に属する界面活性剤です。
「高級」という名前がついていますが、これは分子構造の話であって、品質や価格が高級なわけではありません。パーム油やヤシ油から得られるアルコールに化学合成を行った、非常に安価な原料です。
ドラッグストアで売っている1,000円前後のシャンプーに使われるようなレベルの成分です。
もちろん「ココイルグルタミン酸」などのアミノ酸系も少し混ぜているようですが、メインがこれでは話になりません。

1000円ちょっとぐらいの販売価格だ。
普通に僕らから言えばね、これ9000円なんかとんでもない。
こんなので買う人いないでしょ。知らない人が買ってるだけでしょ。
私の試算では、この商品を最高級のアミノ酸系成分で作ったとしても、800ml(倍以上の容量)でこの価格より安く作れます。
300mlなら、容器代込みでも3,000円以下で作れるでしょう。
それを9,000円で売る。
しかも「原価率20%以上かかってる」と豪語する。
これ、買う人いるんですか?
「知らない人」が買わされているだけです。
刺激性が強い成分なので、肌に合わない人も相当数出るはずです。
こんなものを「家族全員で使える」と勧めるのは無責任にも程があります。
「コストなし」の嘘

「ネットワークのいいところは小資本で空いた時間に取り組めること。(中略)家賃も在庫も人件費も要らないってことです。」
これはネットワークビジネスの常套句ですね。
「家賃なし、人件費なし、在庫なし」。
その代わり、「参加費(商品購入費)あり、時間的コストあり、人脈の喪失あり」です。
そして、彼らが「社会貢献していない」と批判するメルカリを見てください。
このレインボーアークの商品、メルカリで新品が半額以下で大量に出品されています(動画内のツッコミより)。
「本当にこの製品が欲しいなら、メルカリで買えばいい」というのが真実です。
これが「在庫なし」と言いながら、実際には会員が在庫を抱えて処分に困っている証拠です。
数字のトリック:「還元率105%」の嘘

「ネットワークでよく言う還元率105%です。(中略)最高タイトルが出て取りこぼしなかったら67.9%還元しますよって言うんですよ。(中略)私たちは105%マックス、最高タイトル出たら100%ね。」

「待てぃ。」
還元率105%なんて、ありえません。
100円売り上げて105円返したら、会社は即倒産です。
これはもう、特商法違反の可能性が非常に高いです。
この説明、おそらくプランA、プランB、プランC…と複数のボーナスプランの還元率を単純合算しているだけです。
それぞれのプランの母数や条件が違うのに、パーセンテージだけ足し算して「105%」と見せる。
これは特商法違反(不実告知、誇大広告)の可能性が極めて高い、詐欺的な手法です。
さらに、「フルポイント(1万6000円=1万6000ポイント)」を売りにしていますが、これも数字のマジックです。
他社がポイント換算率を下げているのは事実ですが、要は「実質いくら還元されるか」が重要なんです。
原価が恐ろしく低い(私の試算では数%〜10%程度)商品を高く売っていれば、還元率を高く見せることは簡単です。
利益が余りまくっているなら、還元率が高いのは「当たり前」の話であり、それを「世界No.1」のように語るのは情報弱者を騙す手口に過ぎません。
謎の比較:「利益率ランキング」の誤用

「消費者金融ってすごく儲かるよ。20%弱ぐらいですよね。ここに15%って高いんですよ。」

「待てぃ。」
何の話を比較しているんですか?
利益率と還元率は全く別の概念です。
無知なのか、意図的に騙そうとしているのかのどちらかです。
彼は「対売価還元率15%」と「企業の利益率」を比較しています。
「利益率」(売上から経費を引いた儲け)と、「還元率」(売上のうち会員に支払う報酬の割合)は、全く別の概念です。
消費者金融の利益率と、ネットワークビジネスの還元率を比べて「高い」と言う。
普通の商売(美容室など)の仕入れ原価率(20〜30%)と比べても、15%の還元など決して高い数字ではありません。
結論:レインボーアークの正体と、あなたへの忠告


「キング富岡」の影
次に撮影した動画は消えてしまったようですが、
このレインボーアークという会社は、以前世間を騒がせた「キング富岡氏」の側近だった人物たちが立ち上げた会社のようです。
彼らが関わっていた以前の案件で被害者が出たため、その「やっつけ」で作られたような会社。
オフィスもなく、基盤もしっかりしていない。
IT企業を名乗りながらITへの投資もされていない。
カスタマーセンターに電話すれば、影のオーナーのような人物が出てくる。
そんな「作りかけ」のような会社で、あなたは人生を賭けたビジネスができますか?
垣内からの最終通告
今回の検証を通じて分かったことは以下の通りです。
- 製品価格が異常に高い:原価率数%〜10%程度のものを、高級ブランド以上の価格で販売している。
- 品質がお粗末:成分は安価な汎用品レベル。効果効能の根拠(試験データ)もない。
- コンプライアンス意識の欠如:説明会動画自体が薬機法、特商法、景品表示法違反のオンパレード。
- ビジネスモデルの欺瞞:「還元率105%」など、数学的にあり得ない数字で勧誘している。
「新ネットワークビジネス」と彼らは呼びますが、やっていることは30年前のマルチ商法と何ら変わりません。むしろ、SNSや動画を使って拡散している分、タチが悪いとも言えます。

もし、あなたがこのビジネスに誘われているなら、絶対に断ってください。
もし、すでに始めてしまっているなら、今すぐ退会し、クーリングオフを検討してください。
あなたの資産と信用を守れるのは、あなた自身の正しい知識だけです。
私のプレゼンは厳しい内容だったかもしれませんが、これが「専門家」から見た紛れもない事実です。
甘い言葉や、「ピーチの値段でJALに乗れる」といった意味不明な例え話に騙されないでください。
以上、元マルチの帝王・垣内による「レインボーアーク説明会」の徹底解説でした。
この記事が、一人でも多くの被害者を減らすことに繋がれば幸いです。
もし、「この会社の動画も検証してほしい」というタレコミがあれば、いつでもお待ちしています。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
この記事が、あなたの目を覚ますきっかけになることを、心から願っています。
今日は以上で終わりたいと思います。皆さん、ありがとうございました。
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最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
皆様の未来が、より明るく、希望に満ちたものになることを、心から願っております。
それでは、また次回の記事(動画)でお会いいたしましょう。
垣内でした。ありがとうございました。

ありがとうございました!


