「合成香料＝危険」「天然香料＝安全」というのは科学的に誤りなのです！

「合成香料＝危険」「天然香料＝安全」というのは科学的に誤りなのです！

天然・合成どちらも“化学物質”であり、安全性は成分ごとに判断されるものです。

✅ なぜ「天然が安全、合成が危険」は間違いか？

● どちらも化学物質

• 天然：植物などから抽出した“化学物質”
• 合成：同じ分子を工業的につくった“化学物質”

分子レベルでは同じなら、身体への影響も同じ。自然か、工場かという“作り方”は関係ありません。

例）バニラの香り成分

• 天然 → バニラビーンズから抽出
• 合成 → 化学合成

どちらも「バニリン」という同じ物質

✅ 危険性は“天然の方が強い”場合もある

自然由来でも強い刺激物質は多いです：

天然の例

• ヒ素（天然の鉱物）🟰猛毒
• ボツリヌストキシン（天然細菌産物）🟰神経毒、美容整形のボトックスで有名です。
• 植物の精油（エッセンシャルオイル）🟰肌荒れ・中毒例あり

精油の飲用・高濃度使用で肝障害・アレルギー例も報告されています（※アロマオイル飲用は医療でも推奨されません）

✅ 安全性評価があるのは「合成香料の方」

• 化粧品、食品、香料は国で使用基準があり、濃度や用途を厳密に評価
• 天然素材は成分が一定ではなく、アレルゲン混入のリスクもある

つまり、

• 合成 → 規格が一定、毒性試験あり
• 天然 → 変動がある、アレルギーリスクあり

✅「香害」は科学的にどう考える？

「香害」という言葉を利用した極端なデマがありますが、

• 香料で“毒”になるという根拠はない
• ただし 匂いに敏感な人（嗅覚過敏、化学物質過敏症を自称する人など） は強い香りで頭痛や吐き気を感じることはある

ここで重要な点：
“不快”や“過敏反応”と“毒性による健康被害”は別問題

つまり、

• 不快感・頭痛 → ある人はいる（天然・合成関係ない）
• 毒性で害を受ける → 科学的根拠なし

✅ よくあるデマと正解

• • ✴️デマ
    合成香料は化学物質なので危険
    ✳️正解
    天然も化学物質。危険性は物質ごとに同じ

• • ✴️デマ
    天然香料は安全
    ✳️正解
    毒性例あり。むしろ天然の方が変動大

• ✴️デマ
  香害は体を壊す
  ✳️正解
  香りが不快・過敏症状が出る人はいるが、毒性の根拠なし

香りは“毒の問題”ではなく、“耐性と好みの問題”でありSNSで化学物質を危険視するおバカちゃんのデタラメを信用しないようにして下さいね！

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最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
皆様の未来が、より明るく、希望に満ちたものになることを、心から願っております。

それでは、また次回の記事（動画）でお会いいたしましょう。
垣内でした。ありがとうございました。

「垣内 重慶」とは何者なのか？

記事を読んでいただいき
ありがとうございました！