皆さん、こんにちは。元マルチの帝王、現役IT企業経営者で薬剤師でもある垣内です。今日は、最近話題の「PDF」というビジネスモデルについて、その実態を暴露していきたいと思います。
今回の記事の元になっているのは、私のYouTubeチャンネル「かっきー本家チャンネル」での対談動画です。動画では、底辺YouTuberの相方とともに、このPDFの裏側を徹底的に暴いています。
なぜ今、PDFなのか?
最近、SNSを中心に「PDF」という言葉をよく見かけるようになりました。これは、投資系のビジネスモデルとして広まっているようですが、その実態はかなり怪しいものだと私は見ています。
「え?また新しいのが出てきたの?」「どうせ、また養分にされるんでしょ?」
そう思った人もいるのではないでしょうか?
実はこのPDF、過去に問題になった様々な案件と共通点があるんです。
今回は、その点を踏まえ、PDFが一体どういうものなのか?なぜ危険なのか?を徹底的に解説していきます。
PDFの正体

儲かるわけねえじゃんって話なんだけど
似たような人がやっててね
ポンジで詐欺だったよねっていうことで
あなたたち養分になるだけですよ
この言葉が全てを物語っているのではないでしょうか?
PDFの仕組みをシンプルに説明すると、まず、あるコイン(仮想通貨)を購入するのですが、
そのコインは日本の有名な取引所では購入できません。
「このコイン、上がるかもしれないよ!でも、買い方がわからないでしょ?」
そう言って、コインの買い方を教えるという名目で、参加者を勧誘します。
そして、購入したコインの40%は紹介者に流れ、残りの60%がコインになるという仕組みになっているのです。
つまり、40%がマルチの報酬として抜かれる仕組みになっているんです。
なぜ40%がマルチ報酬?
「え?それって普通に取引所で買えるんじゃないの?」
そう思った人もいるかもしれません。
確かに、そのコイン自体は取引所で購入できるものもあります。しかし、PDFの参加者は、あたかも特別な情報を持っているかのように、買い方を教えるという名目で集められます。
「このコインは、特別なルートでしか買えないんだ!」
「絶対に上がるから、今すぐ買った方がいい!」
そういった言葉で、参加者の射幸心を煽り、冷静な判断を奪い、結果、40%もの手数料を支払わせているのです。
PDFと過去の悪徳案件の類似点
このPDFの仕組み、実は過去に問題になった悪徳案件と非常に似ています。
コスモスコイン(CCN)
過去成功例とされている上がったコインのネットワークがありそれが「コスモスコイン(CCN)」です。
これは、実際に価格が爆上げした暗号資産で、皆損しなかったという案件です。
ただし、コスモスコインが上昇したのは事実ですが、今回のPDFとは全くの別物です。
FDP(ファントムコイン)
コスモスコインの仕組みをパクったと言われているのが「FDP(ファントムコイン)」のネットワークです。
このファントムコインは、コスモスコインと同じように、コインを購入させ、その一部をマルチ報酬として抜く仕組みでした。
アゼロコイン
さらに、アゼロコインというものも出てきました。
これは、ファントムコインと同じような仕組みで、参加者を募り、コインを販売していましたが、
最終的に価格が暴落してしまいました。
過去の案件の共通点
これらの案件に共通するのは、
- 「特別なコイン」という言葉で射幸心を煽る
- 「買い方を教える」という名目で勧誘する
- 購入したコインの一部をマルチ報酬として抜く
という流れです。
PDFも、これらの悪徳案件と同じような流れで、参加者を食い物にしているのです。
湯田(ユダ)という人物
これらの悪徳案件には、頻繁に「湯田(ユダ)」という人物の名前が出てきます。
湯田は、過去に様々なネットワークビジネスに関わっており、その多くがトラブルになっているとされています。
今回のPDFにも、湯田の名前が出てきており、注意が必要です。
湯田の経歴と人物像
湯田は過去に以下のような経歴を持っています。
湯田は、ニュースキン、アジェル(ジェルのネットワークビジネス)、フォーデイズといったネットワークビジネスに関わっていました。その後、富岡という人物に騙されてシナジーというネットワークビジネスに加入しましたが、富岡はその後、辞めています。
以前、垣内がサポートしていた名倉正さんの娘と湯田が交際、あるいは結婚しております。
その後、湯田はSMC(シュガームーンシティ)という組織で注目を集めるようになり、そのSMCの後、NBC(ネットビジネスカレッジ)にも関わっていました。NBCにはプレジデントとして坂本新(さかもとあらた)という人物がおり、
ここで初めて湯田は注目を集めるようになったとされています。
FDP(ファントムコイン)に関わる前には、コスモスコインという仮想通貨があり、それを模倣したのがファントムコインでしたが、実際には湯田自身はコスモスコインにはのらなかったようです。FDP(ファントムコイン)を模倣したのがアゼロコインです。
さらにその後、湯田はPDFに関与するようになり、PDFの仕掛け人としてカルロスのプレイミーNFTに関わっていたものの、すぐに破綻しました。PDFの実質的な仕掛け人は青木という人物です。
また、湯田はレブキャピタル、D9といった案件にも関わっており、D9では当たったものの、後に詐欺であったことが判明しました。その他、ビットシャワーのポンジスキーム(一瞬でとびました)、デュブリといった詐欺案件にも関わっていたとされています。
アルケミストという案件で特商法違反で逮捕されております。
これらの経歴から、湯田は、
- ネットワークビジネスや投資の世界で、成功と失敗を繰り返している
- 人の心理を巧みに利用し、言葉巧みに勧誘する
- 一時的に注目を集めることには成功するが、長期的な成功には繋がらない
- 自分自身も被害者になることがあるが、そこから教訓を得ずに同じような過ちを繰り返す
といった人物像が浮かび上がってきます。また、彼は、ネットワークビジネスで一度は成功を収めたものの、その後は詐欺的な案件にも手を染めるようになり、結果的に多くの人に被害を与えていると考えられます。
被害者が加害者に、、KENZO君
今回の対談では、詐欺・悪徳マルチ撲滅系KENZO君(けんぞう君)という人物の名前も出てきました。
KENZO君は、過去に湯田の案件に引っかかってしまったことがあります。
KENZO君が突入しある案件で被害者であるにも関わらず、リーダーと思われ人生が終わってしまった子がいました。
このように、被害者が加害者のように扱われるのは、悪徳マルチによくあるパターンです。
なぜ、このような詐欺が繰り返されるのか?
「また騙される人がいるの?」「どうして、同じような詐欺に引っかかるの?」
そう思った人もいるかもしれません。
なぜ、このような詐欺が繰り返されるのでしょうか?
それは、人間の心理を巧みに利用しているからです。
射幸心を煽る
人間は、誰でも「楽して儲けたい」という気持ちを持っています。
悪徳業者は、そういった人間の射幸心を巧みに煽り、冷静な判断を奪います。
「このコインは絶対に上がる!」
「今すぐ買わないと損をする!」
そういった言葉で、参加者を急かし、考える暇を与えません。
権威性を利用する
悪徳業者は、あたかも自分たちが特別な情報を持っているかのように振る舞います。
また、有名人やインフルエンサーを利用して、信用させようとします。
「この人は、すごい人だから、この情報を信じても大丈夫だ!」
「あの人がやっているなら、私もやってみよう!」
そういった心理を利用して、参加者を騙していくのです。
情報弱者を狙う
悪徳業者は、情報弱者をターゲットにします。
特に、ネットワークビジネス初心者や、投資経験の少ない人を狙います。
「このビジネスは、誰でも簡単に稼げる!」
「特別なスキルや知識は必要ない!」
そういった言葉で、参加者を安心させ、警戒心を解いていきます。
PDFの危険性
PDFは、これらの悪徳案件と同じように、非常に危険なビジネスモデルです。
金融商品取引法違反の可能性
PDFは、金融商品取引法1に違反している可能性があります。
なぜなら、PDFは、投資助言業の許可を得ずに、投資を勧誘しているからです。
出資法違反の可能性
また、PDFは、出資法2にも違反している可能性があります。
なぜなら、PDFは、不特定多数の人からお金を集め、それを運用しているからです。
特定商取引法違反の可能性
さらに、PDFは、特定商取引法3にも違反している可能性があります。
なぜなら、PDFは、マルチ商法であるにも関わらず、それを隠して勧誘しているからです。
PDFの具体的な問題点
PDFの具体的な問題点を解説していきます。
買い方を教えるだけ?
PDFの勧誘者は、「あくまでも買い方を教えるだけ」と言い訳をすることがあります。
しかし、実際には、40%がマルチ報酬として抜かれており、実質的にはマルチ商法そのものです。
物なしマルチ?
PDFは、「物」を介在させない、いわゆる「物なしマルチ」である可能性があります。
物なしマルチは、連鎖販売取引4に該当し、法律で規制されています。
マイニング、ステーキング、アービトラージは全てダメ
PDFの勧誘者は、「マイニング」や「ステーキング」、「アービトラージ」といった言葉で、参加者を誘うことがあります。
しかし、これらの多くは、実際には投資詐欺である可能性が高いです。
トランプ大統領をダシに使う?
最近では、トランプ大統領が暗号資産を推進しているという情報が出回っています。
しかし、これは、悪徳業者がトランプ大統領をダシに使い、参加者を騙そうとしている可能性があります。
トランプ大統領が暗号資産を推進しているという情報が事実かどうかは別として、
「トランプ大統領が言っているから大丈夫だろう」と安易に信じ込むのは危険です。
なぜ、被害者が加害者になるのか?
PDFのような悪徳マルチでは、被害者が加害者のように扱われることがあります。
なぜなら、被害者は、自分が騙されたことを認めたくないからです。
また、紹介者から「お前が悪いんだ!」と責められることもあります。
その結果、被害者は、自分が加害者であるかのように感じてしまい、
さらに、周りの人たちを勧誘するようになってしまいます。
過去の事例から学ぶ
過去には、「ビットクラブ」「ビットリージョン」「D9」など、様々な暗号資産系のマルチ商法が問題になりました。
また、IMアカデミーという会社も証券詐欺で摘発され、名前を変えて活動を継続しています。
これらの事例から、私たちは学ぶべきことがあります。
あなたは養分になるだけ

PDFは、「あなたのためになる」と言いながら、実際には、あなたを養分にしようとしています。PDFで儲かるのは、ごく一部の人間だけです。
あなたは、その養分にならないでください。
今すぐ行動を止めよう
もしあなたが、PDFのようなビジネスに関わっているのであれば、今すぐその活動を止めるべきです。
このまま続けていても、あなたは絶対に儲かりません。
それどころか、法律違反で逮捕されたり、家族や友人を失ったりする可能性もあります。
法律を知ろう
ネットワークビジネスには、厳しい法律があります。
連鎖販売取引
連鎖販売取引5は、法律で規制されており、原則として日本では禁止されています。
連鎖販売取引を行うためには、厳しい条件を満たす必要があります。
特定商取引法
特定商取引法6は、消費者を守るための法律です。
ネットワークビジネスを行う際には、特定商取引法を遵守する必要があります。
金融商品取引法
金融商品取引法7は、投資家を保護するための法律です。
投資を勧誘する際には、金融商品取引法を遵守する必要があります。
自動車免許との比較
自動車免許は、誰でも取得できますが、違反をすれば罰則があります。
同様に、ネットワークビジネスも、法律を遵守する必要があります。
ネットワークビジネスは、運転を間違えれば、大きな事故につながります。
あなたは、そのことを十分に理解してください。
弁護士の見解を参考に
ネットワークビジネスは、弁護士の見解でも、非常にリスクが高いとされています。
弁護士の見解では、「原則として、日本では連鎖販売取引はやってはいけない」とされています。
最後に

PDFは、非常に危険なビジネスモデルです。絶対に手を出さないでください。
今回の記事を通して、一人でも多くの人が、悪徳マルチの被害に遭わないことを願っています。
もし、あなたが、PDFのようなビジネスに関わっていて、不安を感じているのであれば、
ぜひ、私に相談してください。
YouTubeチャンネル登録のお願い
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