- 1 ネットワークビジネスで月10万円の報酬、
- 2 それでも赤字?
- 3 セミナーと勧誘に追われる人の時給を計算
- 3.1 結論-コミッションは給料ではなく「売上」です
- 3.2 月30万円のコミッションがあっても、30万円が手取りではありません
- 3.3 月10万円のコミッションでは、手元に7万円しか残らないことがあります
- 3.4 ネットワークビジネスで実際に使った経費をすべて確認する
- 3.5 自分が費やした時間もネットワークビジネスの「コスト」です
- 3.6 月100時間を時給1,000円で考えると、人件費は10万円です
- 3.7 手取り7万円で100時間活動した場合、実質時給は700円です
- 3.8 月10万円を別の方法で使った場合との違い
- 3.9 友達と遊ぶ時間までネットワークビジネスの仕事になっていませんか?
- 3.10 「本当の仲間」が組織の中だけになっていませんか?
- 3.11 垣内の実体験-私はネットワークビジネスで早く利益が出ました
- 3.12 ネットワークビジネスのリーダーほど手放すことが怖くなる
- 3.13 自分の本当の時給を計算する5つの手順
- 3.14 ネットワークビジネスを続ける前に確認したい8項目
- 3.15 ネットワークビジネスの経験は、別の形でも活かせます
- 3.16 辞めたいけれど、辞め方が分からない方へ
- 3.17 関連記事
ネットワークビジネスで月10万円の報酬、
それでも赤字?
セミナーと勧誘に追われる人の時給を計算
コミッションは入っているのにお金が残らない方は、
辞めるかどうかを決める前に「本当の時給」を一度計算してみてください。

※正確な数字が分からなくても、だいたいの金額で確認できます。入力内容は保存・送信されません。
▼ 自分のコミッション・経費・活動時間から実質時給を計算する

皆様こんにちは。元マルチの帝王と呼ばれ、現在はIT企業を経営しながら薬剤師としても活動している垣内です。
今回は、ネットワークビジネスのコミッションから経費と活動時間を差し引き、実際の時給がいくらになるのかを考えます。
この記事は、ネットワークビジネスを否定して、今すぐ辞めさせるためのものではありません。
今のビジネスを続けるとしても、別の選択肢を考えるとしても、まず自分の収支と時間を数字で知っておいた方がええと思うのです。

結論-コミッションは給料ではなく「売上」です
「コミッションが入っていれば、稼げていると言えるのか」が一番気になるところやと思います。

結論から言います。ネットワークビジネスで受け取ったコミッションは、そのまま手取りになる給料ではありません。コミッションは、まず売上として考えなければいけません。
そこから、次のような経費を差し引く必要があります。

さらに、その利益を得るために何時間使ったのかも確認してください。
ネットワークビジネスの利益を計算する式

コミッションだけを見て「今月は10万円稼いだ」と考えるのではなく、その10万円を得るために、いくら使い、何時間費やしたのかを見る必要があります。
月30万円のコミッションがあっても、30万円が手取りではありません
「月30万円もコミッションがあれば、十分に利益が出ているのでは?」と思う方もいるでしょう。
例えば、1か月のコミッションが30万円あったとします。
ネットワークビジネスで月30万円のコミッションを取れている人は、それほど多くないと思います。中堅リーダーと呼ばれるような立場かもしれません。
しかし、30万円のコミッションがあっても、それがそのまま手取りになるわけではありません。
仮に、1か月の経費として10万円を使っていたら、残るのは20万円です。
30万円−10万円=20万円
この段階で、手元に残る金額は20万円です。
ただし、これはまだ活動時間を計算していません。
中堅リーダーになれば、いろいろな場所へ動き回り、一般の参加者より多くの経費がかかる可能性もあります。
月10万円のコミッションでは、手元に7万円しか残らないことがあります
「月10万円の報酬がある自分は、赤字ではない」と考えてよいのかを確認してみましょう。
次に、月10万円のコミッションを受け取っているケースで考えます。
製品代、ガソリン代、電車代、セミナー代などに月3万円かかっていたとします。
10万円−3万円=7万円
この時点で手元に残るのは7万円です。
もし活動経費が10万円なら、次のようになります。
10万円−10万円=0円

月10万円のコミッションが入っていても、活動のために10万円使っていたら、利益は0円です。「10万円を稼いだ」という話ではないんです。
「10万円を稼いだ」という見方と、「経費を引いたら利益は0円」という見方では、状況がまったく違います。
ネットワークビジネスで実際に使った経費をすべて確認する
「何を経費として数えればよいのか分からない」という方は、実際に活動のために払ったお金を洗い出してください。
ネットワークビジネスの活動では、例えば次のようなお金がかかります。

私がこれまでネットワークビジネスをしている人から聞いた範囲では、製品代などを含め、月3万円から10万円ほど使っている人もいました。
リーダーになれば、さらに多くのお金を使っている場合もあるでしょう。
自分が何にいくら使ったのかを、一度すべて書き出してみてください。
自分が費やした時間もネットワークビジネスの「コスト」です
「お金は計算しても、自分の時間まで経費にする必要があるのか」と思うかもしれません。
私は、自分が活動に費やした時間もコストとして考えた方がええと思っています。
動画では、比較しやすくするため、自分の人件費を時給1,000円として計算しました。
これは「あなたの価値が時給1,000円」という意味ではありません。
同じ時間をアルバイトなどに使っていた場合、最低でもどれくらいの収入になったのかを比較するための基準です。
なお、実際の最低賃金は地域や時期によって異なります。自分で計算するときは、現在の地域別最低賃金や本業の時給などを使ってください。
毎週のセミナーだけで月32時間になる
「セミナーに使っている時間だけなら、それほど多くないのでは?」という方も計算してみてください。
例えば、毎週日曜日に朝からセミナーへ行ったとします。
移動時間やセミナー、アフターなどを含めて1日8時間使った場合、月4回で32時間です。
8時間×4回=32時間
さらに、毎日DMを1時間送っていたとします。
1時間×約30日=約30時間
また、アップやメンバーと電話をしたり、誰かの相談に乗ったりする時間もあります。
仮に、そうしたコミュニケーションに月40時間使っていたとします。
- セミナーと移動:32時間
- 毎日のDM:30時間
- 電話やメンバー対応:40時間
合計すると、月102時間です。
32時間+30時間+40時間=102時間
ネットワークビジネスに月100時間以上使っていることになります。
月100時間を時給1,000円で考えると、人件費は10万円です
「100時間を別の仕事に使っていたら、いくらになったのか」が判断材料になります。
月100時間を時給1,000円として考えると、自分の人件費は10万円です。
100時間×1,000円=10万円
月10万円のコミッションを受け取り、実際の経費に3万円使っていた場合、手元に残る金額は7万円でした。
しかし、自分の100時間にも10万円の価値があると考えれば、実質的な収支は次のようになります。
10万円−3万円−10万円=マイナス3万円

月10万円のコミッションが入っていても、自分の時間まで含めれば、実質的にはマイナスになる場合があるんです。
もしコミッションが10万円で、活動経費も10万円なら、その時点で利益は0円です。
そこへ100時間分の人件費を加えれば、実質的な収支はマイナス10万円になります。

手取り7万円で100時間活動した場合、実質時給は700円です
「自分の時給はいくらになるのか」を最も簡単な形で計算してみます。
コミッションが10万円、実際の経費が3万円なら、手元に残るのは7万円です。
その7万円を得るために100時間活動していた場合、実質時給は700円になります。
7万円÷100時間=時給700円
時給1,000円で働ける仕事と比較すると、700円は70%です。
しかも、ネットワークビジネスには、コミッションが毎月確実に得られる保証はありません。
勧誘を断られたり、人間関係で嫌な思いをしたりしながら、不確実な結果に時間を使っている場合もあります。

少なくとも、コミッションは売上です。経費を引いた利益を出すために、あなたは何時間費やしたんですか、という話なんです。
月10万円を別の方法で使った場合との違い
「同じ10万円と時間を、別の選択肢に使ったらどうなるのか」という比較も必要です。
動画では、ネットワークビジネスに使っている時間をアルバイトに回した場合、月10万円ほどになるという例を挙げました。
その10万円を10年間積み立てた場合、元本だけでも次の金額になります。
10万円×12か月×10年=1,200万円
動画では、S&P500やNISAを使って運用した場合、条件によっては2,000万円ほどになる可能性があるという例も挙げています。
S&P500とは、アメリカの代表的な企業約500社の株価をもとにした指数です。
NISAとは、一定の範囲で投資による利益が非課税になる日本の制度です。
ただし、投資の収益率は一定ではなく、元本割れの可能性もあります。「10年後に必ず2,000万円になる」という意味ではありません。
ここで伝えたいのは、特定の投資を勧めることではありません。
同じ時間とお金を使うにしても、ほかの選択肢と比較したことがあるか、という話です。
ネットワークビジネスで月10万円を使いながら赤字になっている人と、別の仕事で月10万円を得て積み立てている人では、毎月の差が20万円になる場合があります。
それが長期間続けば、大きな差になります。
ネットワークビジネスだけを見て判断するのではなく、
同じ時間とお金をほかに使った場合も比較してほしいのです。
友達と遊ぶ時間までネットワークビジネスの仕事になっていませんか?
「友達と会っていても、純粋に楽しめなくなった」という違和感も見過ごさないでください。
ネットワークビジネスでは、次のような説明を聞くことがあります。
- 普段、友達と遊んでいる時間も仕事になる
- 遊びながら収入を得られる
私も初めて聞いたときは、「なるほど、人生の効率がええな」と思いました。
しかし、実際にやってみると、友達と純粋に遊ぶ感覚がなくなることがあります。

本人にそのつもりがなくても、常に獲物を探す狼のような状態になることがあります。
すると、仕事をしている時間と休んでいる時間の境界がなくなります。
友達と遊んでいても休めません。
家族と過ごしていても、誰かを紹介してもらえないかと考えます。

「遊んでいる時間が仕事になる」という言葉は、一見すると効率的です。でも反対に考えれば、人生のすべてが仕事になって、心から休める時間がなくなる可能性もあるんです。
「本当の仲間」が組織の中だけになっていませんか?
「ネットワークの仲間を手放したら、ひとりになる気がする」という不安を抱える人もいます。
達成旅行などで、ネットワークビジネスの仲間と一緒に過ごすことを楽しみにしている人もいます。
その人にとっては、組織の仲間が本当の仲間であり、楽しい仲間なのかもしれません。
私は、それ自体を否定するつもりはありません。
しかし、その関係にビジネス上の条件が付いていないかは、一度考えた方がええと思います。

私は今、ネットワークビジネスとは関係のない経営者の仲間と遊ぶことがあります。
そこでは、誰かを勧誘するために会っているわけではありません。
自分が楽しむために行き、家族や友達と心から楽しく過ごせます。
昨日会った仲間と、利害関係がなくても楽しく過ごせる。それは、ものすごく楽なことです。
ネットワークビジネスを何年も続けていると、友達、仲間、仕事相手の境界が分からなくなることがあります。
だから、お金だけではなく、休む時間や人間関係も含めて考えてほしいのです。
垣内の実体験-私はネットワークビジネスで早く利益が出ました
「垣内さん自身は赤字だったのか」という点も、判断材料として正直にお伝えします。
私は、ネットワークビジネスを始めて早い段階で利益が出ました。
そのため、長期間活動しても利益が出ない人の感覚を、当時は信じられない部分もありました。
しかし、相談を受け、実際の収支を聞くと、コミッションより多くのお金を使っている人がいます。
月10万円のコミッションを得ている人でも、経費と時間を計算すれば時給700円ほどになるケースがあります。
コミッションが月10万円に届いていない人なら、さらに低くなる可能性があります。
動画では、「月収1万円でも上位に入ると言われる世界」という話もしました。
ただし、具体的な収益分布は会社や時期によって異なります。判断するときは、所属会社が公表している最新の収入開示資料を確認してください。

私自身が早く利益を出せたからといって、誰にでも同じ結果が再現できるとは限りません。だから、あなた自身の数字で確認してほしいんです。
ネットワークビジネスのリーダーほど手放すことが怖くなる
「赤字でも、仲間や立場があるから辞められない」という方もいると思います。
私は、ネットワークビジネスでリーダーと呼ばれている方から相談を受けることがあります。

しかし、手放したあとに「本当に楽になった」「幸せになった」と感じる人もいます。
もちろん、全員が辞める必要はありません。
大切なのは、組織の中の立場だけで判断せず、自分の利益、時間、家族、人間関係、これからの生活まで含めて考えることです。
自分の本当の時給を計算する5つの手順

この数字を、地域の最低賃金、本業の時給、ほかの副業で得られる金額などと比較してください。
ネットワークビジネスを続ける前に確認したい8項目
「時給だけで続けるかどうかを決めてよいのか」という方は、次の8項目も確認してください。
- コミッションから全経費を引いても黒字か
- 自分の活動時間を含めても納得できる金額か
- 来月も同じコミッションを得られる根拠があるか
- 新しいリストがなくても継続できる仕組みか
- 友達や家族との時間に、勧誘を持ち込んでいないか
- チームの人に赤字や不安を正直に話せるか
- 今の活動を1年、5年、10年と続けたいか
- 今までの経験を、ほかの仕事や収入につなげる選択肢を知っているか
ネットワークビジネスを続けるか、辞めるかの2択だけではありません。
- 活動量を減らす
- 経費を見直す
- 今のビジネスを続けながらネット集客やAIを学ぶ
- ネットワークビジネスの経験を別の仕事に活かす
辞めるか続けるかを急いで決める前に、自分にどのような選択肢があるのかを知ってください。
ネットワークビジネスの経験は、別の形でも活かせます
「これまで使った時間が全部無駄になるのでは」と不安な方に、知ってほしいことがあります。
ネットワークビジネスを続けてきた人には、次のような経験があります。
- 人に分かりやすく説明した経験
- 相手の悩みを聞いた経験
- セミナーで話した経験
- SNSで発信した経験
- チームをまとめた経験
- 継続して行動した経験
- 断られても挑戦した経験
- 商品やサービスについて学んだ経験
これらは、ネットワークビジネスの中だけで使える能力ではありません。
ブログ、SNS、動画、ネット集客、営業、接客、教育、相談業務などにも活かせる可能性があります。
今のビジネスを辞めなければ使えないという話でもありません。
ネット集客やAIの使い方を学べば、今やっているビジネスにそのまま活かせる場合もあります。

リストがなくなったから、また新しいネットワークビジネスへ移る。それだけが選択肢ではありません。今までの経験と、これから身につけるスキルを組み合わせる方法もあります。
まずは、そういう考え方があることを知ってください。
辞めたいけれど、辞め方が分からない方へ
ネットワークビジネスは、「赤字だから辞めます」と簡単に言えるものではありません。
自分が辞めたらチームが困る。
メンバーを置いていけない。
今まで築いたタイトルを失いたくない。
仲間との関係がなくなるのが怖い。
これまで使った時間とお金を、無駄だったと思いたくない。
リーダーや長く活動してきた方ほど、自分だけの問題ではなくなっています。
そのため、赤字に気づいても、すぐに手放せないのは不自然なことではありません。
辞めることを決める前に
まず、お金・時間・チームへの責任・仲間
との関係を分けて整理してください。
今すぐアップやチームに伝える必要もありません。
まずは、誰にも言えなかった気持ちと、自分の数字を確認するところからで大丈夫です。
LINEでは、今の状況を一緒に整理します
別のネットワークビジネスへ勧誘するものではありません。
今のビジネスを辞めて、私のところへ来てくださいという話でもありません。
LINEでは、次のようなことを整理するための判断材料をお伝えしています。
- コミッションから経費を引いた本当の利益
- 活動時間を含めた実質時給
- 辞めたいのに言い出せない理由
- チームや仲間への責任をどう考えるか
- 今までの経験を無駄にしないための選択肢
LINE追加後は、次の文章をそのまま送ってください。
「辞めたいけれど、辞め方が分からない」
この一文だけで大丈夫です。
まだ辞めると決めていなくても構いません。
アップやチームには言えない状態でも、そのまま伝えてください。
まずは新しい考え方を知り、自分の状況に合った判断をしたい方だけ、LINEで今の状況を送ってきてください。
▶︎ 今の状況に合う選択肢をLINEで確認する

一人で答えを出そうとせんでも大丈夫です。

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