- 1 ネットワークビジネス業界を
- 2 敵に回してでも伝えたいこと【後編】
- 2.1 「データがあります」だけでは根拠になりません
- 2.2 RCTやメタアナリシスまで見なければ判断できません
- 2.3 薬機法違反は「バレなければいい」という話ではありません
- 2.4 なぜ私は、そこまで厳しく言うのか
- 2.5 薬剤師の私にも、診断や治療はできません
- 2.6 「社会を変える」と言う前に、根拠を示してください
- 2.7 影響力のある人ほど、情報に責任を持つべきです
- 2.8 ワクチンの話も、個人だけの問題ではありません
- 2.9 薬を批判しながら、なぜサプリメントは飲み続けるのですか
- 2.10 私は、間違った情報を信じて亡くなった人を見てきました
- 2.11 医療従事者は、日々学び続けています
- 2.12 私が守りたいのは、日本人と子どもたちです
- 2.13 買い込みで作られた売上を、本当の売上と呼べますか
- 2.14 私は、買い込みをすべて否定しているわけではありません
- 2.15 オートシップは誰のためにあるのでしょうか
- 2.16 報酬がなくても、その商品を選びますか
- 2.17 正義だと信じているからこそ、ややこしいのです
- 2.18 元データを出して、正面から議論すればいいのです
- 2.19 なぜInstagramやThreadsに情報が集まりやすいのか
- 2.20 耳触りの良い発信だけをすれば、人は集まります
- 2.21 売上が減っても、私は買い込みを止めてきました
- 2.22 「ネットワークビジネスを辞めろ」と言いたいのではありません
- 2.23 あなたの経験は、次の価値に変えられます
- 2.24 私は、ネットワークビジネスを立ち上げたわけではありません。
- 2.25 なぜ私は、業界を敵に回してでも発信するのか
ネットワークビジネス業界を
敵に回してでも伝えたいこと【後編】

前編では、私がネットワークビジネス業界を単に攻撃したいわけではないことをお話ししました。
私自身、ネットワークビジネスで結果を出してきました。

全国でセミナーを行い、組織を作り、世界トップクラスの実績も経験しました。
だからこそ、外から想像して批判しているのではありません。
私は、業界の中にいたから見えたことを話しています。
トップに行ったからこそ、会社やリーダーの裏側も見えました。
そして、薬剤師として健康情報を調べていく中で、
「これは、ビジネスだから仕方がないでは済まされない」
と思うようになりました。

こうしたことを見過ごせば、誰かのお金だけでなく、健康や命まで危険にさらす可能性があります。
私は、そこまでして売上を作ることをビジネスとは呼びたくありません。



↓↓
「データがあります」だけでは根拠になりません
ネットワークビジネスの健康セミナーでは、

という説明がよく使われます。
データがあると聞けば、多くの人は安心するでしょう。

そう思う気持ちは分かります。
しかし、重要なのは、データが存在するかどうかだけではありません。
その研究が、
そこまで確認しなければ、本当に信頼できる情報なのか判断できません。
たった10人を対象にした研究で良い結果が出たとしても、それだけで誰にでも同じ効果があるとは言えません。
たまたま、その10人に結果が出ただけかもしれません。
別の条件で行えば、違う結果になるかもしれません。
それにもかかわらず、自分の商品にとって都合の良い結果だけを取り出して、

と伝える。
私は、この情報の使い方に問題があると言っているのです。
RCTやメタアナリシスまで見なければ判断できません
医学や科学の世界では、ひとつの体験談や、小規模な研究だけを見て結論を出すわけではありません。
例えば、RCTと呼ばれるランダム化比較試験があります。
ランダム化比較試験とは、研究の対象となる人を無作為に複数のグループへ分け、治療や成分などの効果を比較する方法です。
さらに、メタアナリシスという分析方法もあります。
メタアナリシスとは、同じテーマについて行われた複数の研究結果を集め、全体としてどのような傾向があるのかを分析する方法です。
長期間、大規模に調べられたデータもあります。
こうした複数の研究を、トータルで見て考察しなければなりません。
自分に都合の良い文献だけを見るのではありません。
自分の考えに反する研究も含めて、全体を確認する必要があります。
PubMedという、医学や生命科学分野の研究論文を検索できる世界的なデータベースもあります。
調べれば、自分にとって都合の良い文献も出てきます。
反対の結果を示す文献も出てきます。

薬機法違反は「バレなければいい」という話ではありません
昔のネットワークビジネスでは、商品の使用前と使用後を比較した、いわゆるビフォーアフターの写真が当たり前のように使われていました。
今でも、同じような発信をしている人がいます。
商品を売りやすくするために、

と伝える。
ビジネスをしている人の中には、
「多少の薬機法違反は仕方がない」
「みんなやっている」
「バレなければ問題ない」
と思っている人もいるかもしれません。
しかし、私はそれを見つけたら言います。
「これは、あかんやろ」
なぜなら、ルールがある以上、守らなければビジネスではなくなるからです。
バレるか、バレないかではありません。
法律がある以上、会社は当然守らなければいけません。
影響力のあるリーダーも、絶対に守らなければいけません。

一人の体験談が事実である可能性はあります。
その人には、本当に何らかの変化があったのかもしれません。
私は、その人の体験まで否定しているわけではありません。
しかし、その一例が、すべての人に同じように再現される科学的根拠になるわけではありません。
同じ使い方をしても、効果がない人もいます。
場合によっては、健康を害する可能性もあります。
それを、誰にでも起こることのように見せて商品を売る。
私は、それをたくさん見てきました。
だから、駄目だと言っているのです。
なぜ私は、そこまで厳しく言うのか
「商品が売りやすくなるなら、少しくらいいいのではないか」
そう思う人もいるでしょう。
しかし、健康に関する情報は、間違えたときの影響が違います。
服や日用品なら、合わなければ使うのをやめられるかもしれません。
しかし、病気や治療に関する情報を信じた結果、必要な医療を受けなかったらどうなるでしょうか。
薬を自己判断でやめてしまったらどうなるでしょうか。
受けられるはずだった治療を拒否してしまったらどうなるでしょうか。
命に関わる可能性があります。
私は、この30年間で、民間療法や根拠の弱い健康情報を信じた人たちを見てきました。
その発端の多くに、ネットワークビジネスの健康情報がありました。

そのような話を信じ、必要な治療を受けない人がいます。
しかし、データで見れば、治療によって助かっている人がいます。
もちろん、すべての治療が必ず成功するわけではありません。
副作用もあります。
医療にも課題はあります。
私自身、薬剤師になった30年以上前には、抗がん剤に対して否定的な考えを持っていました。
これは事実です。
しかし、30年以上が経てば、医療は進歩します。
治療方法も、薬も、薬剤も進化しています。
昔は治すことが難しかった病気でも、今では治療できるものがあります。
かつては死に至る病気と考えられていたものでも、治療によって発症を抑えたり、長く生活できたりするようになっています。
それなのに、30年前の知識で思考が止まった人が、今も同じ情報を広め続ける。
その結果、人々を危険にさらしている。
私は、そこを問題にしているのです。
薬剤師の私にも、診断や治療はできません
私のところには、健康に関する相談も届きます。
無料で相談を受けているため、体調に不安がある人から連絡をいただくことがあります。
しかし、
「体調が良くありません」
とだけ言われても、私は何でも答えられるわけではありません。

その状態では、何が起きているのかを判断できません。
症状を聞いて、考えられる可能性を想像することはできます。
しかし、私は薬剤師です。
診断はできません。
治療もできません。
だから、
「まず病院へ行ってください」
と伝えます。
薬剤師には薬剤師の守るべき範囲があります。
医師には医師の役割があります。
法律を守って対応しなければなりません。
ところが、医療資格を持たない人が、検査結果も見ず、相手の状態も分からないまま、

と伝えてしまう。
私は、その方がよほど危険だと思います。
「社会を変える」と言う前に、根拠を示してください
法律を守らない。
根拠の弱い情報を広める。
必要な治療を否定する。
それを集団で行いながら、

と言う。
私は、そこに強い違和感があります。
もし、本当に社会を変えるだけの根拠があるなら、その根拠を示してください。
元のデータを出してください。
どの研究を見て、何を根拠に話しているのか示してください。
すると、

という話になることがあります。
しかし、根拠を確認できないままでは、議論のしようがありません。
誰かが言っていたことを、データとは呼べません。
専門家の肩書きがあれば、必ず正しいわけでもありません。
医師だから、すべて正しいわけではありません。
薬剤師だから、すべて正しいわけでもありません。
私自身も同じです。
大切なのは、誰が言っているかだけではありません。
その人が、何を根拠に話しているのかです。
影響力のある人ほど、情報に責任を持つべきです
私は、影響力のある人が根拠の弱い情報を発信することに強く反対しています。
なぜなら、その人の言葉を信じる人がいるからです。
信じた結果、命の危険にさらされる人がいるかもしれません。
私は、問題のある発信をしている人の上にいるリーダーへ、直接連絡をしたこともあります。
いきなり攻撃したわけではありません。
先に電話をして、
「このような情報を広め続けるのであれば、私は問題として発信します」

と警告しました。
相手は、

という話をしました。
確かに、物事には複数の見方があります。
しかし、
「いろいろな見方がある」
と言えば、どのような情報でも同じ価値になるわけではありません。
研究の規模や方法、統計の見方を確認しなければ意味がありません。
ランダム化比較試験やメタアナリシスなども含めて、データ全体を見る必要があります。
影響力のある人が、都合の良い情報だけを使って強く断言すれば、それを信じる人がいます。
その人が治療を拒否し、命を落としたらどうするのでしょうか。

「私は、聞いた情報を伝えただけです」
では済まされません。
ワクチンの話も、個人だけの問題ではありません
ワクチンについても、私は同じように考えています。
接種するかどうかは、基本的には本人が判断することです。
しかし、感染症は一人だけの問題ではありません。
集団免疫という考え方があります。
集団免疫とは、多くの人が免疫を持つことで、感染症が広がりにくくなり、免疫を持てない人も間接的に守られる状態です。
ウイルスは、感染できる相手がいなければ広がることができません。
多くの人が免疫を持っていれば、感染が広がりにくくなります。
その結果、ワクチンを接種できない事情がある人や、十分な免疫がつかない人も守られます。
ところが、免疫を持つ人が減れば、抑えられていた感染症が再び広がる可能性があります。

自由な判断をするためには、正確な情報が必要です。
根拠の弱い情報や、恐怖をあおる話を信じて決めることと、利点とリスクの両方を確認して決めることは違います。
私は、本当の情報で判断した結果なら、それぞれの選択があっていいと思っています。
しかし、嘘や誤解を招く情報によって、本人や家族が危険にさらされることは見過ごせません。
薬を批判しながら、なぜサプリメントは飲み続けるのですか
ネットワークビジネスでは、
「薬を飲み続けるのは良くない」
と言われることがあります。
では、なぜサプリメントは飲み続けるのでしょうか。

薬の中には、症状が改善すれば服用を終えられるものがあります。
一方で、病気をコントロールするために、長期間服用する必要がある薬もあります。
薬を飲まなければ状態を維持できず、命に関わる病気もあります。
その場合、飲み続けるのには理由があります。
では、サプリメントはどうでしょうか。
毎月、飲み続けることを前提にしていないでしょうか。
薬より高額なこともあります。
経済的に余裕がない人も、毎月購入していないでしょうか。
しかも、検査をしているわけではありません。
その人に何が不足しているのか。
どのような病気があるのか。
服用している薬との相互作用はないのか。
本当にその商品が必要なのか。
何も分からないまま、医療の専門家ではない人が、

と伝える。
私は、それを危険だと言っているのです。
私は、間違った情報を信じて亡くなった人を見てきました
医療がこれだけ進歩しているのに、根拠の弱い情報を信じたことで、受けられるはずだった治療を受けなかった。健康になりたいと思って選んだものによって、健康を害する可能性もあります。医師を悪者にしながら、医療について学んだことのない人が治療を語る。
医療従事者は、日々学び続けています
医師は、それぞれの専門分野で膨大な知識と技術を身につけています。
内科医には内科の専門知識があります。
外科医には、手術の技術があります。
整形外科医にも、それぞれの専門分野があります。
日々学び、技術を磨かなければ、医療の進歩についていけません。
薬剤師も同じです。
新しい薬が研究され、承認され、治療方法が変わっていきます。
薬剤師になった時点で学びが終わるわけではありません。
今、どのような研究が行われているのか。
どの薬が、どのような考え方で使われているのか。
新しい副作用の情報はないか。
学び続ける必要があります。
もちろん、医師や薬剤師の中にも、十分に学んでいない人はいるでしょう。
資格があれば、何を言っても正しいわけではありません。
陰謀論や根拠の弱い健康情報を信じる医療従事者もいるかもしれません。
だからこそ、肩書きだけではなく、何を根拠に話しているのかを確認しなければならないのです。
私が守りたいのは、日本人と子どもたちです
私は、誰かと喧嘩したいわけではありません。
自分が正義の味方だと見せたいわけでもありません。
日本人を守りたいと思っています。
特に、子どもたちを守りたいと思っています。
騙されてお金を失うことも、もちろん深刻な問題です。
借金を抱える人もいます。
家族関係が壊れる人もいます。
しかし、お金を失うだけなら、まだ取り返せる可能性があります。
命を失ったら、取り返せません。
本来助かった可能性のある命が、助からなくなる。
健康になりたいと思って使った商品によって、かえって健康を害する。
子どもが危険にさらされる。
私は、それを見過ごすことができません。

買い込みで作られた売上を、本当の売上と呼べますか
健康情報だけではありません。
私がネットワークビジネス業界で問題だと感じていることのひとつに、買い込みがあります。
タイトルを達成するため。
報酬を受け取るため。
あと少しで条件を満たせるから。
アップラインを喜ばせたいから。
そのような理由で、必要以上の商品を購入する人がいます。
中には、生活が苦しいシングルマザーが買い込みをしているケースもあります。
その人の購入によって、上のリーダーがタイトルを達成する。
売上が上がる。報酬が発生する。
しかし、私は、それを喜べません。
その売上は、本当に売上なのでしょうか。
誰かの苦しみの上に成り立っている数字を、実績と呼べるのでしょうか。
本当の売上とは、商品を必要としているお客様が購入し、使って喜んでくださることです。
何らかの課題を持っている人に、商品を選んでいただく。
使って満足していただく。
継続していただく。
その結果として流通が生まれ、収入になる。
私は、それが正しい形だと思っています。
それ以外の収入があってはならないと考えています。
私は、買い込みをすべて否定しているわけではありません
誤解してほしくないのですが、私は商品をまとめて買うことを、
すべて否定しているわけではありません。
例えば、まとめて購入した方が安くなる。
確実に使い切れる。
販売先が決まっている。
在庫を持つ合理的な理由がある。
商売の中で、購入した方が得になる場合もあります。
それは理解できます。
ただし、
「きちんと使える」
「きちんと売れる」
という状態でなければなりません。
借金をしながら商品を買う。
家族に隠して購入する。
家の中に使い切れない商品が積み上がる。
下の人が苦しんでいるのに、上の人だけがタイトルや報酬を喜ぶ。
それは違うでしょう。
そのようにして作られた売上は、本人の実力ではありません。
いわば、ドーピングをして作った記録です。
公式記録とは呼べません。
買い込みがなくなったとき、売上もなくなるのであれば、その数字には再現性がありません。
オートシップは誰のためにあるのでしょうか
ネットワークビジネスでは、オートシップという仕組みがよく使われます。
オートシップとは、商品が毎月自動的に届き、代金が決済される継続購入の仕組みです。
本来、自動配送は消費者のためにあるものです。
毎月使う商品を注文する手間が省ける。
買い忘れを防げる。
継続することで、価格や送料のメリットがある。
このように、お客様にとって便利な仕組みであるべきです。
しかし、私はネットワークビジネスの中で、本当に消費者のためだけに設計されたオートデリバリーを、ほとんど見たことがありません。

では、報酬が一切なかったとしても、その商品を毎月使い続けるでしょうか。
ネットワークビジネスの商品ではなく
一般の商品として店頭に並んでいたとしても、
同じ価格で選ぶでしょうか。そこを考えてほしいのです。
報酬がなくても、その商品を選びますか
本来は、商品に競争力があるから選ばれるものです。
品質が良い。
価格に納得できる。
使いやすい。
他の商品と比較して魅力がある。
だから、多くのお客様に選ばれる。
その結果として売上が生まれ、収入になる。
これが普通のビジネスです。
ところが、

そのような説明が使われることがあります。
私は、そこも違うと言っています。
本当に商品に力があるなら、報酬がなくても選ばれるはずです。
ビジネスモデルがなくても、使いたい人がいるはずです。
報酬がなくなった瞬間、誰も使わなくなる。
活動をやめた人が、同時に商品も使わなくなる。
それなら、その商品は本当に消費者から選ばれていたのでしょうか。
あなた自身に考えてほしいのです。
今の報酬プランがなくても、その商品を同じ金額で買い続けますか。

正義だと信じているからこそ、ややこしいのです
ネットワークビジネスの健康情報がややこしいのは、
発信している本人も、自分が正しいと信じていることです。
嘘をついて人を騙そうとしている人ばかりではありません。
本当に、
「自分は真実を伝えている」
「医療に騙されている人を救っている」
「日本を守っている」
と思っている人もいます。
だからこそ、話が通じにくくなります。
しかし、上のリーダーまで本当に同じように信じているのでしょうか。
情報を発信するためには、元になったデータがあるはずです。

元データを出して、正面から議論すればいいのです
私は、議論から逃げているわけではありません。
YouTubeライブでも構いません。
元のデータを出し、お互いの根拠を確認しながら話せばいいのです。
しかし、
「対談しましょう」と言いながら、
相手探しから日程調整まで、なぜか私に全部やらせようとする。
私は、そこまでしなければならないとは思いません。
自分の発信が正しいと思うなら、根拠を持って来ればいい。
元データを示せばいい。
被害があったというなら、確認できる情報を示せばいい。
それができないまま、
「垣内は政府の犬だ」
「どこかからお金をもらっている」
と悪口だけを言う。
私は、むしろ聞きたいです。
外資系企業から報酬を受け取りながら、日本人に商品を買わせているのは誰なのでしょうか。
「日本を守る」と言いながら、誰の利益のために活動しているのでしょうか。
なぜInstagramやThreadsに情報が集まりやすいのか
ネットワークビジネスに関する極端な健康情報は、InstagramやThreadsで多く見かけます。
XやYouTubeでは、同じような発信をする人が比較的少ない。
動画内では、その理由として、
プラットフォームごとの情報チェックや利用者の違いについても話しました。
Xでは、誤りが疑われる情報に対して、補足情報が表示されることがあります。
YouTubeでも、内容によっては動画が削除される可能性があります。
一方で、InstagramやThreadsでは、同様の情報が広がり続けていることがあります。
もちろん、どのSNSにも正しい情報と誤った情報があります。
一つのプラットフォームだけが悪いという話ではありません。
しかし、信じたい情報が次々と表示される環境では、
「みんなが言っているから本当だ」
と思いやすくなります。
同じ考えの投稿ばかり見ていると、反対の情報が存在しないように感じます。
私は、SNS側にも、根拠のない情報には分かりやすい注意を表示してほしいと思っています。
見る人が、自分で判断するための材料を持てるようにしてほしいのです。
耳触りの良い発信だけをすれば、人は集まります
このチャンネルでも、
ネットワークビジネスをしている人にとって耳触りの良い発信だけをすることはできます。
そのようなコンテンツを作れば、ネットワークビジネスをしている人は集まりやすいでしょう。
視聴者も増えるかもしれません。
相談者も増えるかもしれません。
しかし、その人たちが結果的に、また同じ問題を繰り返したらどうでしょうか。
根拠の弱い健康情報を伝える。
無理な勧誘をする。
買い込みをさせる。
誰かを苦しめながら売上を作る。
それでは、私がもう一度「悪魔を作る」ことになります。
人が集まればいいわけではありません。
売上が上がればいいわけでもありません。
社会を良くできず、騙される人を増やすのであれば、私はその発信をしたくありません。
都合の悪い人は、このチャンネルを見なくなるでしょう。
私の悪口を言う人もいるでしょう。
しかし、悪口を言うだけで、元のデータは出さない。
対話もしない。
私は、被害を受けた人がいるなら話を聞きます。
必要であれば、発信もします。
私は被害者の味方でありたいと思っているからです。
売上が減っても、私は買い込みを止めてきました
自分のチームの中で、薬機法に違反するような説明をしている人がいた。
無理な買い込みをしている人がいた。
その人を注意すれば、自分の売上が下がるかもしれません。
タイトルを維持できなくなるかもしれません。
報酬が減るかもしれません。
だから、気づいていても言わないリーダーはいるでしょう。
私と同じように問題だと思っていても、自分の収入を守るために黙っている人もいるかもしれません。
しかし、私は止めてきました。
買い込みをしている人がいたら、本人に電話しました。
「なぜ、こんなに買っているのですか」
「この数字はおかしいでしょう」
「買わなくていい」
と伝えました。
その結果、私の売上が減っても構いませんでした。
正しいお客様に認めていただき、商品を使って喜んでいただく。
それがビジネスだと私は思っているからです。
誰かが無理をして作った売上は、必要ありません。
誰かの借金で得る報酬も、必要ありません。
「ネットワークビジネスを辞めろ」と言いたいのではありません
ここまで読むと、
「結局、ネットワークビジネスを全部否定しているのではないか」
と思うかもしれません。
しかし、私は、あなたに今すぐ辞めてくださいと言いたいわけではありません。
今やっているビジネスを捨てて、私のところへ来てくださいという話でもありません。
ネットワークビジネスで身につけた経験は、無駄ではありません。

今取り組んでいるビジネスを続ける場合でも、伝え方や集客方法を変えることはできます。
友達に片っ端から連絡しなくてもいい。
家族に隠れて買い込みを続けなくてもいい。
同じ組織の中だけで通用する方法ではなく、一般のビジネスでも使える考え方を学ぶこともできます。
ネットを使い、自宅で取り組める方法もあります。
人間関係を壊すような勧誘をせず、自分の経験や知識を価値に変える考え方もあります。
私は、そうした新しい選択肢があることを、まず知ってほしいのです。
あなたの経験は、次の価値に変えられます
頑張ったのに赤字だった。
紹介できる人がいなくなった。
友達に連絡しすぎて、関係が気まずくなった。
商品は好きだけれど、ビジネスのやり方には違和感がある。
辞めたいけれど、今まで使った時間やお金を考えると辞められない。
家族には活動していることを知られたくない。
別の収入源を作りたいけれど、何から始めればいいか分からない。
その経験は、恥ずかしいものではありません。
失敗したから、すべてが無駄になったわけでもありません。
あなたが経験したからこそ、分かる悩みがあります。
同じ状況にいる人へ伝えられる言葉があります。
商品を売ることだけが、経験をお金に変える方法ではありません。
これまで学んだことを整理する。
自分の経験を発信する。
誰かの判断材料になる情報を届ける。
今のビジネスに、ネットを使った新しい集客方法を取り入れる。
あなたが持っている知識や経験を、別の形の価値へ変える。
そのような選択肢もあります。
今のビジネスを続けるか、辞めるか。
二つだけで考える必要はありません。
続けながら、別の可能性を知ることもできます。
今のビジネスに、新しい方法を取り入れることもできます。
一度立ち止まり、自分に合った選択肢を整理することもできます。
私は、ネットワークビジネスを立ち上げたわけではありません。
これだけネットワークビジネス業界の問題を話している私が、
皆さんが想像するような同じ仕組みを作るはずがありません。
もし私が新しいビジネスを作るなら、今までと同じものではありません。
誰かに買い込ませる。
友達を勧誘させる。
人間関係をリストとして扱う。
根拠の弱い健康情報で不安をあおる。
そのような形ではありません。
ただ、ここで大切なのは、すぐに何かを決めることではありません。
今のあなたには、どのような経験があるのか。
何に困っているのか。
今のビジネスを、本当はどうしたいのか。
続けたいのか。
やり方だけを変えたいのか。
一度離れたいのか。
別の収入源も持ちたいのか。
まずは、選択肢を知ってください。
今まで教えられてきた方法だけが、すべてではありません。
なぜ私は、業界を敵に回してでも発信するのか
私は、ネットワークビジネス業界を攻撃したいわけではありません。
日本人を守りたい。
子どもたちを守りたい。
間違った情報によって、健康や命を危険にさらす人を減らしたい。
誰かの買い込みや借金によって作られる売上を、成功と呼びたくない。
本当にお客様に喜ばれる商品やサービスによって、正しく売上が生まれる社会にしたい。
そのために発信しています。
私は、全員から好かれようとは思っていません。
都合の悪い人からは嫌われるでしょう。
それでも構いません。
間違っていると思ったことを黙って見過ごし、自分の収入だけを守る方が、私にはできません。
売上が減ってもいい。
タイトルがなくなってもいい。
正しいお客様に認めていただき、喜んでいただくこと。
それが、本当のビジネスだと私は思っています。

最後に。
今、あなたが作っている売上は、
本当にお客様から喜ばれて生まれた売上でしょうか。
それとも、誰かの不安や我慢、買い込みによって作られた数字でしょうか。

そして、報酬が一円もなかったとしても、
あなたは今の商品を、同じ金額で使い続けますか。



垣内重慶ってどんな人?




