- 1 モデーアの嘘シャンプー子宮にたまる?動物実験してない会社は悪?電磁波やばい?
- 1.1 第一章:すべての嘘の始まり。業界に「恐怖」を植え付けた者たち
- 1.2 第二章:デマ・俗説の完全論破劇場~あなたの信じる「常識」を破壊する~
- 1.2.1 【嘘その①】「ウォシュレットが普及してから大腸がんが増えた。塩素の水が直腸に直撃」というデマ
- 1.2.2 【嘘その②】「シャンプーの化学物質が子宮に溜まる(経皮毒)」という大嘘
- 1.2.3 【嘘その③】「日本は癌が増えている!それは日用品のせいだ!」という情報のカラクリ
- 1.2.4 【嘘その④】「レントゲンは放射線を浴びるから危険だ」という無知
- 1.2.5 【嘘その⑤】「この界面活性剤は毒だけど、こっちは安全」という矛盾だらけの主張
- 1.2.6 【嘘その⑥】「電気自動車は電子レンジの中と同じ。電磁波の一番きついのは髭剃りや電気絨毯」
- 1.2.7 【嘘その⑦】「動物実験をしている会社は悪だ」
- 1.2.8 【嘘その⑧】「プロピレングリコールが発がん性物質」
- 1.2.9 【嘘その⑨】「山崎製パンは腐らない。マクドナルドのポテトはカビが生えない」
- 1.3 最終章:なぜ、あなたは賢くも、優しくもあるのに、騙され続けるのか?
モデーアの嘘シャンプー子宮にたまる?動物実験してない会社は悪?電磁波やばい?
どうも、垣内です。
元々はネットワークビジネスの世界で「帝王」なんて呼ばれたこともありましたが、今はIT企業の経営者であり、そして現役の薬剤師でもあります。
このブログを読んでくれているあなたも、もしかしたらネットワークビジネスの世界に足を踏み入れたばかりか、あるいは長年活動している中で、様々な「製品情報」や「健康情報」に触れてきたことでしょう。
本日はですね、そんな皆さんにぜひとも知っておいてほしい、
「モデーアが流行らせた製品知識の嘘」という、かなり踏み込んだテーマでお話ししようと思います。
このネットワークビジネス業界には、古くからアムウェイさんやニュースキンさんといった巨大企業が存在しました。そして2000年代、彗星の如く現れたのが「ニューウェイズ」という会社です。このニューウェイズが登場してからというもの、健康情報や製品を売るためのセールストークとして、「え、これって本当なの?」と耳を疑うような情報が、まるでウイルスのように業界全体に蔓延してしまったのです。
私は薬剤師であり、科学者でもあります。そして、今も自分の会社で製品開発の最前線に立っていますし、これまでいくつもの会社の製品開発、中にはネットワークビジネスの会社の製品をプロデュースして原価を劇的に下げた、なんて経験もあります。
そんな専門家の私から見ると、
業界に流布している情報の多くは、率直に言って「デタラメ」です。
驚くべきことに、製品を売っている皆さんだけでなく、会社を経営している側、つまり会社本体ですら、自分たちが扱っている製品の成分について、実はよく分かっていないケースが非常に多い。これが現実なのです。
会社に顧問として薬剤師がいたとしても、その人が製品開発までできるかというと、それは全く別の話。開発までできる専門知識と経験を持つ薬剤師は、ほんの一握りです。世の中には、ただ処方箋通りに薬を調合しているだけの薬剤師や、成分について質問されても「えーっと…」と口ごもってしまうような薬剤師だって、たくさんいるわけです。
私たち専門家だって、大学を出てすぐ現場で即戦力になれるわけじゃありません。知識ゼロに等しい状態からスタートするんです。私が大学にいた頃、薬学部は4年制でしたが、今は6年制。何を隠そう、私の娘も今、薬学部の6年生で、日々膨大な知識と格闘しています。医学部も6年制、看護師や他の医療専門職だって、最低でも2年から4年という歳月をかけて学びます。
それだけ必死に勉強して、やっとの思いで現場に出ても、最初はひよっこ。全く役に立たないんです。例えば医師の世界を見てみましょう。大学を卒業してから、研修医、修練医という下積みを経て、専門医、認定医といった資格を手にするまで、どんなに最短ルートを辿っても28歳くらいにはなります。それだけの時間と、血の滲むような努力が必要な世界なのです。
これだけの努力を積み重ねてきた専門家たちに対して、何の専門知識もない人たちが「医者は馬鹿だ」「医者の言うことなんて聞くな」「病院へ行ったら癌にされる」なんて、よくもまあ言えたものだと思いませんか?
あまりにもおかしいでしょう。
今日は、そういった業界に蔓延る悪質な「嘘」を、私が一つ残らず、論理的に、完膚なきまでに斬り捨てていきたいと思います。覚悟はいいですか?
第一章:すべての嘘の始まり。業界に「恐怖」を植え付けた者たち
まず、この話を始めるにあたって、諸悪の根源はどこにあるのかを明確にしておきましょう。
業界で「あなたの使っている製品には有害成分がたっぷり入っていますよ」といった恐怖のストーリーを最も大々的に広げたのは、何を隠そうニューウェイズであり、その後継とも言えるモデーアです。
面白い話があります。ニューウェイズの創業者と、その息子が今「シズル」という別のネットワークビジネスの会社をやっているのですが、彼らが「市販のシャンプーには、こんなに悪いものが入っているんだ!」と声高に批判していたにも関わらず、いざ彼らが自身で開発した製品の成分表示を見てみると、なんと、その「悪い」と名指ししていた成分が堂々と入っているんですよ。笑うに笑えない話でしょう。
他社を貶め、自社を正当化する卑劣な手口
ニューウェイズが用いたマーケティング戦略は、非常にシンプルかつ悪質でした。
「他の会社の製品には、体に良くない発がん性物質など、危険な化学物質が入っています。でも、安心してください。私たちの製品には、そういったものは一切入っていませんよ」
これが彼らの常套句です。コンセプト自体は、聞こえは良いかもしれません。「安全な製品を届けたい」という理念は素晴らしい。しかし、その実態は、全くの嘘で塗り固められていました。
他社の製品をこき下ろし、消費者に恐怖心を植え付ける一方で、自分たちの製品にも、批判していたものと大差ない、あるいは全く同じ成分が使われている。この矛盾に、彼らは気づいていたのでしょうか。
もちろん、もしかしたら、創業者自身が言っていたことと、現場のディストリビューターたちが話を盛って広めた内容とでは、多少の相違があったのかもしれません。末端のパートナー、ディストリビューターと呼ばれる人たちが、売上を上げるために、より過激な、より扇動的な嘘を広めていったという可能性は否定できません。
しかし、どちらにせよ、嘘は嘘です。

私は過去に、あるリーダーに面と向かってこう言ったことがあります。
「あなた方が言っていることは、嘘だらけだ。あなた方のそのやり方が、このネットワークビジネス業界全体を腐らせているんだ」と。
この業界をめちゃくちゃにしたのは、間違いなくニューウェイズという会社であり、その中でも特に悪質なのは、嘘を平気で語り、人々を扇動していた特定のリーダーたちです。私は「こんな連中がいるなら、この会社は辞めます」と、会社に啖呵を切ったことすらあります。
今日は、そうした「健康情報」と称されるデマや、商品を売るためだけに練られた、悪質な「セールストーク」の実態を、科学的根拠に基づいて徹底的に解剖していきます。
「え、そんなの知らなかった…」
「日本って、そんなに危険な国だったの?」
「市販の商品って、やっぱり怖いんだ…」
このような恐怖心を巧みに植え付け、消費者を不安に陥れてから、すかさず「でも、この製品なら安全です」と自社の商品を差し出す。この手口は、昔から何も変わっていません。
例えば、よく聞く話に「日本は世界一の添加物王国だ」というものがありますね。しかし、
これは真っ赤な嘘です。
世界的に見れば、日本で認可されている食品添加物の種類は、アメリカやヨーロッパ諸国に比べてむしろ少ない方なのです。
さあ、準備はいいですか。
これから、モデーア、シズル、そしてその源流であるニューウェイズなどが、長年にわたって語り継いできた数々の俗説を一つ一つ俎上に載せ、それが科学的に見て正しいのか、それとも完全なデタラメなのかを、一切の駆け引きなしで、全て論破していきます。
第二章:デマ・俗説の完全論破劇場~あなたの信じる「常識」を破壊する~
ここからは、皆さんがリーダーやアップラインから、さも「真実」であるかのように教え込まれてきたであろう俗説を、一つずつ科学のメスで切り刻んでいきましょう。
【嘘その①】「ウォシュレットが普及してから大腸がんが増えた。塩素の水が直腸に直撃」というデマ
まず手始めに、この馬鹿げた話から片付けましょう。これは、私が聞いた中でもトップクラスに非科学的なデマです。
もし、彼らの言う通り「水道水の塩素」が大腸がんの原因だというのであれば、いくつかの疑問に答えなければなりません。
第一に、日本の水道水に含まれる塩素濃度は、**WHO(世界保健機関)**が定める基準値よりも、はるかに低い値で厳格に管理されています。日本の上下水道インフラは、世界で最も安全で、最も整備されている国の一つです。その安全な水を「危険だ」と煽る根拠はどこにあるのでしょうか。
第二に、塩素で癌になるというのなら、その科学的根拠となる査読付きの論文(専門家による審査を経た信頼性の高い学術論文)を一つでもいいから提示すべきです。断言しますが、そんなものは絶対に存在しません。
考えてもみてください。もし、ごく微量の塩素が含まれた水道水が肛門に触れるだけで癌になるというなら、毎日プールで練習している水泳選手たちはどうなるのですか?プールの水は、水道水よりもはるかに高濃度の塩素が含まれています。彼らは毎日、全身でその塩素を浴びているのです。この理屈が通るなら、水泳選手はキャリアを終える前に、全員が皮膚がんやその他の癌で倒れてしまうことになります。そんな事実はありませんよね。
この「ウォシュレット原因説」は、あまりにもネットワークビジネスの関係者がしつこく広めたため、過去に専門家によって真面目に調査が行われました。その結果は、もちろん**「ウォシュレットの使用と大腸がんの発生率に、因果関係は認められない」**という結論です。当然の結果です。
そもそも、海外でウォシュレットがあまり普及しなかったのは文化的な背景などが大きいのであって、安全性に問題があったからではありません。むしろ、日本を訪れた外国人の多くは、その快適さと清潔さに感動します。これから先、衛生観念が向上していく発展途上国などで、日本のウォシュレットが爆発的に普及する可能性は十分にあります。
こんなデマを流すのは、日本の優れた技術力を誇るトイレメーカーに対して、あまりにも失礼な話だと思いませんか。
【嘘その②】「シャンプーの化学物質が子宮に溜まる(経皮毒)」という大嘘
来ましたね。これがニューウェイズやモデーア界隈で最も有名なデマ、「経皮毒」です。この話で、どれだけ多くの人が恐怖を植え付けられたことか。
まず、大前提として知っておいてください。
「経皮毒(けいひどく)」という言葉は、医学用語でも科学用語でもありません。これは、ネットワークビジネスの関係者が、製品を売るために作り出した完全な造語です。
彼らの主張はこうです。「皮膚から吸収されたシャンプーなどの化学物質が、体を巡って子宮に蓄積する」というものですね。
では、これを科学的に分解していきましょう。
私たちの皮膚には、**「バリア機能」という、外部からの異物の侵入を防ぐための非常に強力なシステムが備わっています。シャンプーの主成分である界面活性剤**のような、分子の大きな物質が、この強固なバリアをいとも簡単に突破して、皮膚の奥深くにある真皮にまで浸透し、さらに血管の中に入り込むなんてことは、通常ではあり得ません。
まあ、いいでしょう。仮に、100歩、いや1万歩譲って、何らかの奇跡が起きて、シャンプーの成分が皮膚のバリアを突破し、血流に乗ったとしましょう。
では、なぜ、その物質が特定の臓器である「子宮」にだけ、選択的に溜まるのでしょうか?
このメカニズムを、彼らは全く説明できません。説明できるはずがありません。そんな現象は起こらないからです。
人間の体には、肝臓や腎臓という、極めて高性能な**「解毒・排泄システム」**が備わっています。血液中に入り込んだ異物(体にとって不要な物質)は、まず肝臓で分解・無毒化され、その後、腎臓で濾過されて尿として、あるいは便として体外に排出されます。これが人体の基本的な仕組みです。
日常的に使用するシャンプーの成分が、解毒機能をかいくぐって、特定の臓器に蓄積し続けるなどということは、科学的にあり得ないのです。「シャンプーの成分が子宮に溜まる」なんていう記述がある医学論文や科学文献など、この世のどこを探しても存在しません。
そして、極めつけは「赤ちゃんを産む時、羊水からシャンプーの匂いがする」という、もはやホラー話です。
そもそも、シャンプーの匂いというのは、添加されている**「香料」**の匂いです。洗浄成分である界面活性剤自体には、ほとんど匂いはありません。仮に、何かが子宮に溜まったとして、なぜ揮発性のある「香り成分」だけが、何ヶ月もそこに留まり続けるというのでしょうか。全くもって意味不明です。
彼らは、自分たちのストーリーに都合の良い部分だけを切り取り、科学的な背景を完全に無視して、人々の恐怖を煽っているに過ぎないのです。
【嘘その③】「日本は癌が増えている!それは日用品のせいだ!」という情報のカラクリ
この話も、よく聞かされますね。「日本は癌大国だ」と。そしてその原因は、添加物や農薬、そして日用品に含まれる化学物質のせいだと彼らは結論付けます。
しかし、これもまた、物事の一面しか見ていない、典型的なミスリードです。
なぜ、統計上、日本で癌の罹患者数が増えているように見えるのか。その最大の理由は、日米の医療制度の根本的な違いにあります。
日本には**「国民皆保険制度」**という、世界に誇るべき素晴らしい制度があります。これにより、私たちは比較的安価な自己負担で、誰もが高度な医療を受けることができます。その結果、会社や自治体の定期的な健康診断や、人間ドックなど、予防医療としての「検診」を受ける人が非常に多いのです。
一方、アメリカはどうでしょうか。ご存知の通り、アメリカには国民皆保険制度がありません。医療費は青天井で、盲腸の手術をしただけで数百万円、癌の治療ともなれば数千万円から億単位の請求が来ることも珍しくありません。そのため、よほどの富裕層でもない限り、体に明確な不調が現れるまで、自発的に高額な検診を受ける人は少ないのが実情です。
さあ、ここで考えてみてください。
定期的に体をチェックする人が多い日本と、そうでないアメリカ。どちらの国で「癌が見つかる確率」が高くなるでしょうか?
答えは明白ですよね。日本のほうが圧倒的に高くなります。
これはつまり、**「日本で癌になる人が増えた」のではなく、「これまで見つかっていなかった早期の癌が、医療技術の進歩と検診の普及によって、たくさん見つかるようになった」**というのが真実なのです。
この背景を完全に無視して、ただ統計上の数字だけを見て「日本は癌が増えた!危険だ!」と騒ぎ立てるのは、あまりにも非科学的で、短絡的すぎます。
もし彼らの言う通り、日本の食生活や生活習慣、日用品が諸悪の根源であるならば、なぜ、日本の平均寿命は男女ともに世界トップクラスなのでしょうか。毎日毒を盛られている国民の寿命が、なぜ世界一長いのですか?この単純な事実に、彼らの理論は完璧に論破されています。
最近のコロナワクチンに関しても、全く同じことが言えます。
日本は、世界で最もワクチンを接種した国の一つです。もし、反ワクチン派が言うように、ワクチンが大量死を引き起こす猛毒であるならば、接種後の死亡率が世界で突出して高くなっていなければおかしいですよね。しかし、実際のデータを見てみると、接種後に死亡率が大きく跳ね上がったのは、むしろ接種率がそれほどでもなかった中国やロシアといった国々です。
もちろん、私はワクチンが100%安全な万能薬だと言いたいわけではありません。どんな医薬品にも副反応のリスクはゼロではありません。しかし、物事を判断する際には、感情論や陰謀論ではなく、こうした客観的な科学的データに基づいて、冷静に評価する必要があるのです。
【嘘その④】「レントゲンは放射線を浴びるから危険だ」という無知
これも健康セミナーなどでよく聞く話です。「病院でレントゲンやCTを撮ると、被ばくして癌になる」という恐怖話ですね。
結論から言います。
レントゲンを撮らないことで、発見が遅れて手遅れになる癌のリスクは、撮影による被ばくリスクの、実に300倍以上です。
CTスキャンは、確かにレントゲンに比べて被ばく量が多く、約1000倍の放射線量を使います。しかし、だからといって、CT検査を一回受けた人が、それが原因で癌になるなどということはありません。それらの検査によって得られる「癌の早期発見」というメリットは、ごく僅かな被ばくリスクをはるかに上回るのです。
早期に発見できれば助かる命を、「被ばくが怖いから」という根拠のない恐怖心によって見殺しにしてしまうことのほうが、よほど恐ろしいと思いませんか?これらの検査は、あなたの命を守るために、非常に重要な役割を果たしているのです。
【嘘その⑤】「この界面活性剤は毒だけど、こっちは安全」という矛盾だらけの主張
さて、シャンプーや洗剤の話に戻りましょう。ここが彼らの嘘の核心部分であり、最も矛盾が露呈するポイントです。
彼らはよく、市販のシャンプーに入っている**「ラウリル硫酸ナトリウム」**という成分を名指しして、「これは石油から作られた猛毒だ!」と批判します。
そして、「私たちの製品には、そんな危険なものは入っていません」と言って、自社製品を差し出す。その裏の成分表示を見てみると、何と書いてあるか。
ニューウェイズが過去に使っていたのは**「ラウレス硫酸ナトリウム」。そして、現在の多くのネットワークビジネス製品で「私たちは安全です」という謳い文句で使われているのが「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」**です。

これら3つの成分は、すべて同じ「高級アルコール系」と呼ばれる系統に属する、親戚のような界面活性剤です。
「ラウリル硫酸は毒だけど、ラウレス硫酸やオレフィンスルホン酸は安全で素晴らしい」などという主張は、自分たちの商品を売るためだけの、全く都合の良い理屈に過ぎません。
言っていることとやっていることが、全く違うのです。あなた方が「毒だ」「ダメだ」と声高に批判している成分と、ほぼ同じ仲間が、あなた方の売っている製品にもバッチリ入っているんですよ。
しかも、問題はそれだけではありません。
そういった、本来はドラッグストアで数百円で売られているような、安価な界面活性剤を主成分にしたシャンプーを、ネットワークビジネスの世界では、平気で3000円や4000円といった、非常識な高額で販売しているのです。
製品の裏側をよく見てください。防腐剤として**フェノキシエタノール**のような、ごくありふれた合成成分もちゃんと入っています。
そもそも、皆さんは心の底から「アメリカ製品は素晴らしい」と思ったことがありますか?
せいぜいiPhoneくらいでしょう。しかし、そのiPhoneですら、中身の精密な部品の多くは日本のメーカーが作り、組み立てを中国で行っているのが実態です。自動車を例にとっても、アメ車が燃費や故障率、品質の細やかさで日本車に勝っている点など、ほとんど見当たりませんよね。
それなのに、なぜかネットワークビジネスをやっている人たちだけが、盲目的に「アメリカの製品は世界一だ!」と信じ込んでいる。この状況は、私には非常に奇妙に映ります。
あなたたちが毎日使っているその化粧品にも、おそらく**「香料」**と記載があるはずです。もし、それが本当に高品質な天然の精油(エッセンシャルオイル)であれば、アロマテラピーの製品のように、含まれる「リナロール」や「リモネン」といった香り成分を一つ一つ分解して記載する義務があります。「香料」と一括りで書かれている時点で、それは化学的に合成された「合成香料」なのです。
製品を使って肌がピリピリしたり、刺激を感じたりするのはなぜか?
それは、あなたの肌が生まれ変わろうとしている「好転反応」などではありません。
「好転反応」という言葉も、経皮毒と同じく医学用語ではありません。
肌に異常が出たのなら、それは単純に、その製品があなたの肌に合わないアレルギー反応か、もしくは製品そのもののクオリティが低いことが原因です。すぐに使用を中止して、皮膚科の医師に相談すべきです。
彼らの主張の矛盾は、とどまるところを知りません。
彼らが「有害だ」と槍玉に挙げる成分は、結局、ブーメランのように自分たちの製品にも突き刺さっているのです。
例えば、**パラベン**を「発がん性がある!」と悪者扱いしながら、過去のニューウェイズの製品には、堂々とパラベンが入っていました。
彼らが売っているドリンク剤には、**安息香酸ナトリウムという保存料が、ほぼ間違いなく入っています。この安息香酸ナトリウムは、パラベンと同じベンゼン環**を持つ化合物であり、ビタミンCと反応すると、微量ながら発がん性物質であるベンゼンに変わる可能性があると指摘されています。
どうですか?あなたたちが大嫌いな「発がん性物質」ではありませんか。
もちろん、誤解しないでほしいのですが、私はこれらの保存料自体が悪いと言っているのではありません。これはあくまで「量」の問題であり、25mプールにスポイトで一滴垂らす程度の、ごくごく微量では、人体に何の影響もありません。むしろ、こうした保存料がなければ、製品はすぐに腐ってしまい、雑菌が繁殖し、かえって危険なものになってしまいます。
水道水の塩素も全く同じです。塩素がなければ、水道管の中で水は腐り、感染症を引き起こす病原菌が繁殖してしまいます。私たちの安全を守るために、WHOが定める基準よりもはるかに低い安全な値で、必要最低限の量が加えられているのです。それがどうしても嫌だというのなら、何万円もする高額な浄水器を買わなくても、数千円の蛇口直結型浄水器をつければ、それで済む話なのです。
【嘘その⑥】「電気自動車は電子レンジの中と同じ。電磁波の一番きついのは髭剃りや電気絨毯」

これもまた、科学的知識の欠如を露呈している、馬鹿げた話の一つです。
まず、電子レンジが食品を温める仕組みを理解していますか?
電子レンジは、マイクロ波という電磁波を使って、食品に含まれる水の分子を高速で振動させ、その摩擦熱で温めています。これは、病院のレントゲンで使われる「放射線」とは全く性質の異なる、物理現象です。
電子レンジで温めた食品が、何か特別な有害物質に変化するなどという科学的根拠は、一切ありません。もし、彼らの言うように、日常生活で浴びる程度の電磁波が体に深刻な害を及ぼすのであれば、毎日、強力な電磁波を発生させるモーターの上に乗って通勤している、山手線の乗客や運転士の方々は、今頃全員が癌で倒れていなければ、話の辻褄が合いません。
「電気自動車は走る電子レンジだ」などという話は、もはやSFかオカルトの領域です。
【嘘その⑦】「動物実験をしている会社は悪だ」

「私たちの会社は、動物愛護の観点から、動物実験は一切行っていません」というアピールも、よく耳にしますね。
私自身、動物が大好きなので、個人的な感情としては動物実験はしてほしくないと思っていますし、自分の会社でも行いません。しかし、物事を「善か悪か」の二元論で単純に決めつけるのは、非常に危険です。
医療の発展、特に**「新薬」を開発する**ためには、残念ながら、動物実験というプロセスは避けては通れない側面があります。新しい薬の候補物質が、人間に投与する前に、まず動物でその効果と安全性を確認する。そして、その厳しいテストをクリアしたものだけが、最終的に人間での臨床試験(治験)へと進むことができるのです。このプロセスがなければ、今、私たちが当たり前のように恩恵を受けている、多くの薬はこの世に存在しませんでした。
一方で、「化粧品」業界では、話が全く違います。
化粧品は、医薬品とは異なり、すでに過去の歴史の中で安全性が十分に確認された、既存の成分を組み合わせるだけで、新しい製品を作ることができます。わざわざ未知の化学物質を使って、動物で安全性を試す必要が、そもそもないのです。
そのため、ヨーロッパなどでは、すでに化粧品の動物実験は全面的に禁止されています。これは「化粧品は」という限定的な話であって、これを全ての分野に当てはめて「動物実験=絶対悪」と決めつけるのは、あまりにも偏った、一方的な見方と言わざるを得ません。
【嘘その⑧】「プロピレングリコールが発がん性物質」

これも成分に関する悪質なデマです。
プロピレングリコールは、保湿効果に優れた、安全性の高い化学物質であり、発がん性など一切ありません。
もし、あなたのアップラインが「プロピレングリコールは毒だから使っちゃダメよ」と言ってきたら、すかさず、あなたが使っているそのネットワークビジネスの製品の裏の成分表示を見てください。
おそらく、**「BG」**という記載があるはずです。
この「BG」とは**「ブチレングリコール」**の略称です。そして、このブチレングリコールは、先ほど出てきたプロピレングリコールと、化学構造が少し違うだけの、全く同じ仲間の保湿成分なのです。
やっていることが、本当にめちゃくちゃでしょう。
アメリカ製の製品には、保存料としてフェノキシエタノールや安息香酸ナトリウム、パラベンなどがよく使われます。ひどい場合には、日本では化粧品への配合が禁止されているような、ホルムアルデヒドを発生させるタイプの防腐剤が、平気で使われていることすらあります。
なぜ、そんな強い保存料が必要なのか?
それは、一言で言って**「アメリカの製造技術、品質管理のレベルが低いから」**です。工場の衛生管理が甘く、製品にカビや雑菌が混入するリスクが高いため、それを抑え込むために、強力な保存料を添加せざるを得ないのです。
日本の優れた製造技術であれば、そうした強い防腐剤に頼らずとも、クリーンな環境で製造することで、安全な製品を作ることは十分に可能です。
【嘘その⑨】「山崎製パンは腐らない。マクドナルドのポテトはカビが生えない」

「市販の食品は危険だ」という話の鉄板ネタですね。
「山崎パンのランチパックは、夏場に放置しても一向に腐らない。マクドナルドのポテトも、何ヶ月経ってもカビが生えない。それだけ危険な保存料がてんこ盛りに入っている証拠だ!」と言いたいのでしょう。
これもまた、科学の目でみれば、あまりにも単純な理由で説明がつきます。
まず、カビというのは、空気中に漂っている胞子が食品に付着し、適度な水分と栄養分がある環境で繁殖する微生物です。
山崎製パンのランチパックなどの製品は、無菌室に近い、高度に衛生管理されたクリーンルームで製造・包装されています。つまり、製造段階で、そもそもカビの胞子が製品に混入する余地がほとんどないのです。カビの種がなければ、カビが生えようがない。ただそれだけの話です。
次に、マクドナルドのポテト。
あれは、高温の油で一気に揚げられていますよね。その過程で、表面は殺菌され、同時にポテト内部の水分量が極端に少ない状態になります。カビが繁殖するためには水分が不可欠です。カラカラに干からびたフライドポテトに、カビが生えにくいのは、科学的に見て至極当然のことなのです。塩分が多いことも、菌の繁殖を抑える一因です。
彼らは、こうした科学的な「前提条件」を、意図的に無視、あるいはすり替えて、「腐らない・カビない=危険な保存料のせいだ」という、自分たちのストーリーに都合の良い結論に、無理やり結びつけようとします。
しかし、その理屈で言うならば、あなたたちが売っているサプリメントや化粧品に入っている「保存料」も、同じように危険だということになってしまいますよ、と私は言いたいのです。
何度も言いますが、私は保存料自体が悪だとは全く思いません。安全性は**LD50(半数致死量)**などの厳格な試験で確認されており、例えば、ある保存料などは、人間が300年間、毎日欠かさず摂取し続けても、体に影響が出ないほどの安全性が確保されています。
皆さんが「悪いものだ」と教えられてきたのは、モデーアやニューウェイズといった会社が、本来は悪くもないものを、マーケティングのために「悪者」に仕立て上げ、皆さんの心に恐怖心を植え付けてきたからです。その悪影響は甚大で、今や一般の化粧品メーカーですら、本当は安くて高品質で安全なパラベンのような優れた成分を、「消費者のイメージが悪いから」という、マーケティング的な理由だけで使えなくなってしまっているのです。
最終章:なぜ、あなたは賢くも、優しくもあるのに、騙され続けるのか?
ここまで、数々の嘘を論破してきました。
いかがでしたでしょうか。皆さんが信じてきた「常識」は、いかに脆く、非科学的な土台の上に成り立っていたか、ご理解いただけたかと思います。
私は、日本の技術は本当に素晴らしいと、心の底から信じています。ただ、これまではプロモーションやマーケティングが下手だった。だから、なかなか世界にその価値が伝わらなかった。しかし、インターネットが普及した今、時代は変わりました。世界中が、品質の高い日本の製品を求めています。日本製品は、世界で十分に戦える、いや、世界を席巻するだけのポテンシャルを秘めているのです。
それなのに、なぜ、あなたは未だにアメリカの会社に、虎の子のお金を搾取されるようなビジネスを、必死に続けているのでしょうか。
なぜ、あなたが「先生」「メンター」と崇めているリーダーが語る、科学的根拠の欠片もない嘘話を、鵜呑みにしてしまうのでしょうか。
彼らは、詐欺師の常套手段を使っているだけです。自分に都合の良いデータだけを巧みに集め、さも世界の真実であるかのように、もっともらしく語る。そうすることで、あなた方を思考停止に追い込み、洗脳し、高額な製品を買わせ、貴重なお金を巻き上げているのです。
どうか、もう目を覚ましてください。
自分の頭で、調べてください。
Googleで検索すれば、5分で分かるような嘘に、いつまで騙され続けるのですか。報酬プランを冷静に見てください。いかに還元率が低く、製品の価格が、その原価や市場価格とかけ離れた、不当なものであるかが分かるはずです。インターネットを使えば、誰でも一次情報にアクセスできる。そんな素晴らしい時代に、私たちは生きているのです。
今日、私はあえて「バカ」という強い言葉を何度も使いました。
不快に思った方もいるかもしれません。しかし、これはあなたを侮辱したいからではありません。私の、不器用な「愛情表現」だと思ってください。このままでは、真面目で、人を信じやすい、心優しいあなたたちが、ただただ苦しむことになる。それが私には、どうしても耐えられないのです。

断言します。
もし私が、あなたたちが扱っている製品と同じコンセプトで製品開発をすれば、販売価格は今の3分の1になり、皆さんへの報酬の還元率は倍になります。
それだけ皆さんは、アメリカの会社に、不当なマージンを上乗せされた製品を、不当な価格で買わされ、そして売らされているのです。
もし、この記事を読んで、少しでも心が動いたなら。
もし、今の自分のビジネスに、少しでも疑問を感じたのなら。
もし、本当の情報を知って、正当なビジネスで成功したいと願うのなら。
ぜひ、私の公式LINEからご連絡ください。
先日も、アメリカのネットワークビジネス業界で、トップクラスのタイトルを獲得したことがある方が、私たちがこれからやろうとしているビジネスモデルを見て、「これは衝撃だ…」と絶句していました。
あなたの大切な製品を、一度、私に比較・分析させてはもらえませんか。
客観的な、科学的な視点から、その価値を正しく評価してみせます。
本日は、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
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最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
皆様の未来が、より明るく、希望に満ちたものになることを、心から願っております。
それでは、また次回の記事(動画)でお会いいたしましょう。
垣内でした。ありがとうございました。

ありがとうございました!


