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IMマスタリーアカデミーが世界各地で注目を浴びていますが、その注目は必ずしも良いものではありません。
この企業が主催するイベントやビジネスモデルに対して、多くの国の規制当局や警察が警戒を強めています。
今回は、IMマスタリーアカデミーの現状と、問題視されている点について詳しく解説します。
IMアカデミーの現状と問題
ルクセンブルクでの強制捜査と逮捕者
2023年6月、ルクセンブルク金融監督委員会が
IMマスタリーアカデミーに対して
【証券詐欺の疑いがある】との警告を発しました。
そのわずか4日後、IMアカデミーはルクセンブルクのキルヒベルクで大規模なマーケティングイベントを開催しました。
(創設者クリス・テリー氏は出席していなかったようです。)
イベントは「若い学生」をターゲットにしており、保護者からの苦情を受けて警察が強制捜査に乗り出す事態となりました。
6月7日のTodayの報道によると、
イベントの主催者数名が逮捕されています。
逮捕者の中には、悪名高いネットワークビジネスのプロモーターである「アレックス・モートン」も含まれています。
アレックス・モートン
アレックス・モートンは、かつてVemma(ヴェマ)という会社で同様の手法を用いて、多くの大学生を勧誘していました。
この活動はアメリカのFTC(連邦取引委員会)によって厳しく取り締まられ、最終的にはVemmaは崩壊しました。
ルクセンブルクでの事件も、同様に若者をターゲットにした勧誘活動が法的問題に発展しています。
アメリカでの動向とスペインでの逮捕
投資案件はアメリカでも違法ですから、またFTCが動くかもしれません。
そんな中、IMマスタリーアカデミーの創設者であるクリス・テリー氏が、FTCの消費者保護調査の対象となっているとの報道があります。
過去に、クリス氏は「imarketslive」という株式アドバイスのマルチ商法を運営し、問題を起こしていました。
このような背景から、アメリカの規制当局も再び動き出す可能性が指摘されています。
さらに、2022年3月にはスペインでIMマスタリーアカデミーの関係者8人が逮捕されており、同様の問題が欧州各国で広がっていることを示しています。
ビジネスの終焉の予兆
これらの一連の事件は、IMマスタリーアカデミーが直面している困難を象徴しています。
このビジネスモデルが各国の法律に抵触する可能性があることから、今後さらに厳しい規制が予想されます。
特に、若者をターゲットにした勧誘手法が問題視されており、世界的なネットワークビジネスの潮流に逆行していると考えられます。
まとめ
- ルクセンブルク金融監督委員会が証券詐欺の警告を発表(2023年6月)
- IMマスタリーアカデミーが5月29日にキルヒベルクでマーケティングイベントを開催
- 警察が保護者からの苦情を受けてイベントを強制捜査(6月7日の報道で主催者数名が逮捕されたのを確認)
- イベントに創設者クリス・テリー氏は出席していなかった(FTCの消費者保護調査の対象)
- クリス・テリー氏は2013年頃にimarketsliveで問題を起こしていた
- 首謀者の一人は、Vemmaで大学生を大量に勧誘し、FTCの捜査を招き問題を起こしたアレックス・モートン
- ルクセンブルクの事件も若者を多く勧誘したことが原因
- 投資案件はアメリカでも違法で、FTCが再び動く可能性
- 2022年3月にスペインでIMマスタリーアカデミー関係者8人が逮捕
このように、IMマスタリーアカデミーのビジネスモデルには多くの問題点が指摘されており、
その終焉が近い可能性もあります。
IMマスタリーアカデミーの活動は、ますます多くの国で法律の網にかかりつつあります。
これからこのビジネスに参加を考えている方や、すでに参加している方は、最新の情報に注意し、法律や倫理に基づいた判断を行うことが重要です。
参加者は、今後の展開を注視し、リスクを十分に考慮し、賢明な判断をすることが必要です。