【モデーア製品ユーザーの方へ】製品が買えない？心配いりません。これから何を使うべきか解説します
こんにちは、垣内です。
元マルチの帝王？まあ、そう呼ばれた時代もありました。今はIT企業の経営をしており、薬剤師の資格も持っています。
さて、今回のテーマは「モデーアが倒産して、今まで使っていた製品が買えなくなってしまった！どうしたらいいんだ！」という悲鳴を上げている、あなた方に向けての話です。
私のLINE公式アカウントにも、100件以上の問い合わせが殺到しています。「モデーアの商品、ずっと使っていたのですが…」といった内容です。スタッフが一生懸命対応していますが、これはもう、ライブで一気に話した方が早いだろうということで、緊急で配信も行いました。
まあ、落ち着いてください。大丈夫です、全て私が考えていますから。
そもそも、モデーアの製品が買えなくなったのなら、別にスーパーやドラッグストアに行って、他のものを買えばいいだけの話ではないか？とも思うのですが。
「いや、でもモデーアの製品は特別だったんだ！」
「他社製品は危ないと聞いていたし…」
そう思っている方が多いのでしょうね。長年使い続けていたら、そう思うのも無理はありません。「モデーア製品で育ったようなものだ」という方もいるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか？
皆さんが「特別だ」と思い込んでいたモデーア製品、その中身について、今日は私が薬剤師として、そして元関係者として、きちんと解説しましょう。
まず大前提として、皆さんはモデーア製品を「良いものだ」と思っています。しかし、私は正直、「大したものではない。値段が高いだけだ」と思っています。この時点で、もう前提が食い違っているわけです。
モデーア製品は本当に「特別」だったのか？その幻想を解き明かします
驚くかもしれませんが、まあ聞いてください。理論的に説明します。ご自身で調べてみるのも良いでしょう。調べ方も教えますから。
①「安全性が高い」は本当か？最大の誤解「経皮毒」の正体
モデーアや、その前のニューウェイズのユーザーがよく口にしていたのが「安全性」ですね。「他社の製品は危ない！経皮毒が！」などと言っていました。
もう結論から言いましょう。
経皮毒（けいひどく）っていうのは、医学用語でなく科学的な実態もありません。
経皮毒とは？
皮膚から有害な化学物質が吸収されて体内に蓄積し、様々な健康被害を引き起こすという主張。特に日用品に含まれる化学物質が問題視されることが多いですが、科学的な根拠は乏しいとされています。
まず、皮膚というのは、そんなに簡単に何でも吸収するわけではありません。強力なバリア機能を持っています。化粧品の成分のほとんどは、皮膚の表面（角層）までしか浸透しません。もし簡単に吸収されるのであれば、人間はすぐに感染症などで命を落としてしまうでしょう。
経皮吸収（けいひきゅうしゅう）とは？
皮膚を通して物質が体内に吸収されること。医薬品（塗り薬や貼り薬など）では、この仕組みを利用して効果を発揮させるものがあります。しかし、化粧品や日用品の成分の多くは、分子サイズが大きいなどの理由で、ほとんど経皮吸収されません。
では100歩譲って、有害物質が吸収されたとしましょう。そうしたら、その毒はどこへ行くと思いますか？
「子宮に溜まる！」と言っていましたよね？馬鹿げています。
血流に乗った毒物は、まず肝臓で解毒されます。そして腎臓でろ過され、尿として体の外に排出される。これが人間の体の仕組みです。なぜ特定の臓器、しかも子宮にだけ溜まるのでしょうか？科学的なデータなど、どこにも存在しません。
「子宮を切ったらシャンプーの匂いがした！」という都市伝説もありました。まず、シャンプーの主成分であるラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムといった界面活性剤は、無臭です。匂いがするのは、後から加えられた香料です。そもそも吸収されにくいものが吸収され、肝臓・腎臓をスルーし、無臭のはずなのに匂いを発しながら子宮に集まる…というのは、どれだけ現実離れした話なのでしょうか。
界面活性剤（かいめんかっせいざい）とは？
水と油のように混じり合わないものの境界面に作用して、性質を変え、混じり合わせる働きを持つ物質の総称。洗浄剤（石鹸、シャンプー、洗剤など）、化粧品（乳液、クリームなど）、食品（マヨネーズ、アイスクリームなど）など、様々な分野で利用されています。
要するに、「経皮毒」というのは、科学的根拠ゼロの嘘だということです。
②「他社の製品は危険」も大きな誤解！モデーア製品の中身、見たことありますか？
「他社製品は危ない！ニューウェイズ（モデーア）だけが正しい！」
こんなことを言って、ニューウェイズは過去に行政処分まで受けているのです。これは薬機法違反です。
※薬機法（やっきほう）：医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律のこと。医薬品や化粧品などの品質・有効性・安全性を確保するための法律。虚偽・誇大な広告などを禁止しています。
それなのに、まだ反省せずに、同じようなことを言っている人がいます。
では聞きますが、皆さんが「危険だ！」と言っている他社製品に入っている成分、例えばラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウム（いわゆるサルフェート系と言われるものですね）。これ、皆さんが「安全だ」と信じていたニューウェイズやモデーアのシャンプーなどにも、名前を変えたり少し構造を変えたりしただけの同類の界面活性剤（例：オレフィンスルホン酸ナトリウム）が入っているのですよ？
ラウリル硫酸ナトリウム
代表的な陰イオン界面活性剤の一つ。洗浄力や泡立ちが良いが、人によっては刺激を感じることがあるとされます。
ラウレス硫酸ナトリウム
ラウリル硫酸ナトリウムに酸化エチレンを付加したもの。ラウリル硫酸ナトリウムよりも皮膚への刺激が緩和されているとされます。
オレフィン(C14-16)スルホン酸ナトリウム
陰イオン界面活性剤の一つ。洗浄力が高く、ラウレス硫酸ナトリウムなどと同様にシャンプーなどに使用されます。
全て、油汚れを落とすための「合成洗剤」の仲間です。「これはオーガニックで…」「天然の…」などと言っているかもしれませんが、化学的に合成されたものであることに違いはありません。
「でも、モデーアの洗剤は手荒れしなかった！」
それはそうでしょう。単純に、有効成分の濃度が薄いだけかもしれません。洗浄成分が少なければ、刺激も少ないでしょう。しかし、その分、洗浄力も落ちますし、量をたくさん使わなければならなくなります。結果的に、ドラッグストアで売っている安い洗剤よりも、コストパフォーマンスが悪くなるというわけです。
化粧水だってそうです。裏の成分表示、見たことありますか？
大概、水、グリセリン、BG（ブチレングリコール）、この辺りが上位に来ているでしょう。これは、どこのメーカーの化粧水でも、ほとんど同じです。
グリセリン
保湿剤として広く使われる成分。吸湿性が高く、肌の水分を保つ効果があります。
BG（ブチレングリコール）
保湿剤や溶剤として使われる多価アルコールの一種。グリセリンよりさっぱりした使用感が特徴です。
「何か、すごい幹細胞エキスが！」などと言っても、全成分表示の下の方に書いてあるものは、配合量が1%未満です。法律で、1%未満の成分は順不同で良いことになっています。つまり、「入っていますよ」というイメージ戦略のために入れているだけで、効果はほとんど期待できないということです。
③添加物は悪なのか？ミネラル製品に含まれる「アレ」の真実
ミネラルドリンクも人気でしたね。しかし、あれもどんどん希釈されていきましたし、様々なものが入っています。
例えば、安息香酸ナトリウム（あんそくこうさんなとりうむ）。これは保存料として、モデーアだけでなく、ドテラなど他の外資系サプリメントにもよく使われています。
安息香酸ナトリウムとは？
食品や飲料、化粧品などに広く使われる保存料の一つ。微生物の増殖を抑える効果があります。
この安息香酸ナトリウム、実はビタミンCと化学反応を起こすと、ベンゼンという発がん性物質を生成する可能性があります。
「ほら見たことか！やはり危険ではないか！」と思いましたか？
まあ待ってください。これも「量」の問題です。
製品に入れられている安息香酸ナトリウムの量は、ほんのわずかです。それで生成される可能性のあるベンゼンの量も、健康に影響が出るレベルには、まずなりません。青酸カリだって、プールに一滴垂らしたくらいでは誰も死なないのと同じです。
※ベンゼン：揮発性の高い有機化合物。発がん性が指摘されており、食品衛生法で使用基準が定められています。
「パラベンは悪だ！」「ラウリル硫酸は悪だ！」
私はそうは思いません。どんな成分にも特性があります。刺激性があるものもあるでしょう。それをどれだけ入れるか、どんな肌質の人が使うか、というだけの話です。
そもそも、日本で食品や化粧品に使える添加物は、国の厳しい基準をクリアしたものだけです。日本は添加物の承認数が多い、というデマも流れていますが、実際は世界的に見て少ない方ですし、基準も厳しい。もし日本の食品や化粧品がそんなに危険なら、なぜ日本は世界トップクラスの長寿国なのでしょうか？説明してほしいものです。
④品質のばらつき問題：「好転反応」という不都合な真実
皆さんは、「好転反応」という言葉、聞いたことがあるでしょう？
化粧品を使って肌が赤くなったり、ピリピリしたりした時に、「それは毒が出ている証拠だ！良くなる前触れだ！」などと言いますね。
好転反応（こうてんはんのう）とは？
主に代替医療や健康食品の分野で使われる言葉。症状が悪化したように見えるが、それは治癒に向かう過程で一時的に起こる反応である、という主張。医学的な用語ではなく、科学的根拠は認められていません。副作用やアレルギー反応を誤認させる危険性が指摘されています。
これも医学用語にはない、都合の良い言い訳です。
肌に異常が出たら、それはアレルギー反応か、刺激による炎症です。すぐに使用を中止して、ひどい場合は医師の診察を受けるべきです。
なぜニューウェイズやモデーアの製品で、そういったトラブルが多かったり、「使い続けたら治った」といった話があったりしたのでしょうか？
私は、製品の品質にばらつきがあったのではないか、と疑っています。
特にアメリカ製の製品は、ロット（製造単位）によって中身が微妙に違うことがあります。例えば、pH（ペーハー）の値などです。
pH（ペーハー）とは？
水溶液の酸性・アルカリ性の度合いを示す数値。0から14までの値で表され、7が中性、7より小さいと酸性、7より大きいとアルカリ性となります。健康な肌はおおむね弱酸性（pH4.5～6.0程度）に保たれています。
日本のメーカーであれば、ロットごとにきちんとpHを測定し、品質を一定に保つのが当たり前です。しかし、アメリカの、特にネットワーク系の会社の製品は、そのあたりがいい加減なことがあります。
あるロットはpH6.5だったのに、次のロットは5.8だった、などということが起こり得ます。そうすると、肌が敏感な人は、ロットが変わった途端にピリピリしたりするわけです。そして、また次のロットでpHが元に戻ると、「あ、治った！好転反応だったんだ！」と勘違いしてしまう。
製品が分離していたり、色がおかしかったりした経験はありませんか？
まともなメーカーであれば、安定性試験というものをきちんと行い、そんなことはまず起こりません。そういったことが起こるということ自体、品質管理に問題がある証拠だと私は考えています。
では、結局これから何を使えばいいのか？
ここまで読んで、皆さんが信じていた「モデーア神話」がガラガラと崩れ落ちているかもしれません。
「じゃあ、もう何を使えばいいのか分からない…」
そう思うかもしれませんが、心配はいりません。
答えはシンプルです。
スーパー、ドラッグストア、コンビニ…どこにでも、安全で品質の確かな製品はたくさんあります。値段もモデーアよりずっと安いはずです。
モデーアにこだわる必要など、全くありません。
「保湿したい」のであれば、保湿成分が入っている化粧水や乳液を使えば良いのです。
「汚れを落としたい」のであれば、普通のシャンプーや洗剤を使えば良いのです。
「でも、やはり何を使えばいいか分からない…」
そういう方々のために、私も動いています。
まず、5月15日ぐらいを目処に、私が「これは良い」と思っている会社の製品を紹介しましょう。モデーアからの乗り換え先として、安心して使えるものです。もちろん、モデーアより安く、品質も良いと私は思っています。
さらに、7月ぐらいには、私自身が開発に関わった製品も世に出す予定です。
皆さんがニューウェイズやモデーアに求めていた「理想」、つまり「本当に良いものを、適正な価格で」というのを、私が実現します。
私が作るものは、
- ミネラルであれば、モデーアのように薄めたり、余計な砂糖を入れたりしません。もっと濃く、きちんと日本の基準で作ったものです。
- 化粧品であれば、皆さんが気にしていた成分は使わず、本当に肌に必要なものだけで作ります。もちろん、品質管理も日本の厳しい基準で行うので、ばらつきなどありえません。
値段だって、モデーアより高くなることは絶対にありません。むしろ、はるかに安くなるはずです。液（バルク）だけであれば、私なら100円で作れる自信があります。まあ、容器代や手間賃はかかりますが。
ですから、もう心配しないでください。
これからは、おかしな情報に惑わされず、正しい知識で、自分に合った製品を、賢く選んでいけば良いのです。
まとめ：目を覚ましましょう！幻想から抜け出して、賢い消費者になりましょう！
長々と話してきましたが、要点はこうです。
- モデーア製品は、皆さんが思っていたほど特別なものではありません。
- 「経皮毒」は科学的根拠のないデマです。
- 「他社製品は危険」も嘘。成分は似たり寄ったりです。
- 品質にはばらつきがあった可能性が高いです。
- 代替品は、身の回りにたくさんあります。もっと安くて良いものも。
- これからは、正しい情報をもとに、自分で判断して製品を選びましょう。
いつまでも「モデーアが…」「ニューウェイズが…」と言っていても始まりません。
今回の倒産は、皆さんにとって、目を覚ます良い機会かもしれません。
私の今後の情報にも注目していてください。チャンネル登録、LINE公式アカウントの登録、忘れないように。
皆さんが路頭に迷わないように、私がしっかりと道を示しますからね。
では、また。
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最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
皆様の未来が、より明るく、希望に満ちたものになることを、心から願っております。
それでは、また次回の記事（動画）でお会いいたしましょう。
垣内でした。ありがとうございました。
ありがとうございました！
