第六話~物販は儲からないと言う嘘

物販は儲からないと言う嘘

【物販は儲からない】

と言いながら

■仮想通貨を利用したポンジスキームという詐欺案件のネットワークビジネス
■旅行に安く行けると言いながらネット検索すると全く安くもなく、また毎月の支払いを考えるとどう考えても関わらない事が一番お金が残る法律違反のビジネス
■格安SIMという全く安くもないもの
■電気が安くなるとネットで調べたら全く安くもない
■情報商材の、ネタはネットで誰でも簡単に調べられる程度の、その情報では誰一人として成功した事のない詐欺ネタを売るネットワークビジネス

まあ
次々と呆れるほど詐欺もしくは、それに限りなく近いビジネスとはとても呼べないものが次から次へと人を騙し、お金を集めては消えて行くのです。

経産省や国の外郭団体なども常にこの【物なしマルチ】に対して注意喚起をしているのです。インターネットで是非お調べ下さい。

まぁ、全てのビジネスのやり方は法律違反であり、また内容が完全に詐欺であるという残念な案件も多いのが実態です。

あなたがネットで出会ったビジネスはほぼ100%詐欺、もしくは法律違反なのです!

良いですか?
ほぼ100%です。
会社が詐欺でなかったとしても、あなたが出会ったそのやり方は、法律違反なのです。

ものが無い物がやり易いし、儲かるのだと叫んでいるネットワーカーを特に最近は良く聞きますね!

ネットワークさえ構築したら、世の中の企業は、どんどん販売チャンネルとして参入して来て、物は全て無料になって行き、ネットワークを構築出来た人が世の中の覇者になれる・・的な・・

ああ
全く経済もビジネスもわかっていない詐欺師だなと私は笑っている訳なんですが。

果たして彼らが言っているのは
事実でしょうか?

今回はその様な話題につきまして事実に基づいて検証して行きたいと思います。

まずは、物販だの物が有る無し、儲かるだの儲からないだの話をしている時点でビジネス的に終わっていると思うのです。

全く知識が無い情報弱者と言わざるを得ません。

何故ならば物販であろうと、無かろうと仮想通貨であろうと旅行であろうと、格安SIMに電気だろうが・・情報商材のネットワークビジネスは完全に詐欺ですし、法律違反の可能性が著しく高いと思いますが・・

儲かっている人は儲かっていて、儲からない人はいつまでたっても儲かっていない訳です。
まあ
儲かってる人などほぼいないw
儲かっているフリをしている苦しい人がいるだけなのですw

当たり前ですが、その商材うんぬんかんぬん自体が問題では無いと言う事にあなたは気付きませんか?

要は市場性、成長性、利益率です。

そして、その

ターゲットとなる市場に対してSTPを明確にする。

これはセグメント、ターゲット、ポジショニングと言いまして、ターゲット市場を細分化して、どこに自社の強みポジションを取るのか? ここを明確に設定した上で戦略的にビジネスを展開すべきなのです。

例えば
トヨタ自動車はトラックから、軽自動車、高級車までフルラインナップです。

対してスズキ自動車は?軽自動車がほとんどであり、女性をターゲットにしたCMも記憶にありませんか?

今は情報化社会です

良くも悪くも情報は一瞬で拡散されて、その製品や情報のライフタイムバリュー(生涯価値)は下がっています。

だから我々は何かの「もの」にこだわるのではなく、マーケット(市場)に注視し、 分析した上でビジネス戦略を明確化すべきだと思うのです。

まず
ビジネスにおいて大切なものは誰がお客様なのか?そのお客様は何を望んでいるのか?という事です。

かっきーギリギリTV

詐欺に騙されない為にはまず覚えておいて下さい。勧誘してきた相手に対して、そして自身に問いかけて下さい。

「誰が喜びますか?」

この【誰が?】のベクトルがアップラインと言われるリーダーであったり、会社、自分に向いている様では、そのビジネスは悪徳である可能性が非常に高いと考えます。

【儲かるからそのビジネスをやる】これは、100%間違いなのです。

ビジネスには常に顧客がいて、その顧客に価値を提供する事で存続出来るのです。そのベクトルが上に向いている・・
ビジネスでは本来あり得ない事です。その様なビジネスが成長する事も、儲かる事も、継続する事もあり得ない事を理解して欲しいよです。

そしてもう少し詳細を書きましょう。

どの様な人が顧客であり
どの様な価値を?
どの様な方法にて提供するのか?

これは基本中の基本です。
例えば情報商材の詐欺ネットワークビジネスの話をします。

例えばこの情報商材は凄いんです。
電子書籍を出版出来るノウハウが本来50万円ですが、今回8万円で提供します。

これだけで詐欺でお馬鹿なビジネスだと気付かないといけないのです。

あなたは気付きませんか?
その様な情報はネットを調べたらいくらでと、無料で手にする事が出来ます。
そして誰が顧客ですか?
あなたは何かを出版したいのですか?
それを手にした人はどんな価値があるのですか?

ましてや、そのノウハウで収益を得ている人はいるのでしょうか?
それを何故ネットワークビジネスと言う手法を使うのか?
そうする事で会社だけが丸儲けになりませんか?

うちは何でも扱えます!ネットワークを構築したら、全てに収入が入るのです。

いやいやw
【何でも出来るは何にも出来ない】に等しいのです。
人生は一つの物事を極める事さえ難しいのです。相当な努力が必要なのです。誰でも達成出来る道ではないのです。

名刺の裏に色々な事業が書いている人を見かけるのです。
私たち経営者の多くはその様な人を信用しません。会社の規模と事業部門の不釣り合いなものは絶対に成立しないし、詐欺である、自身を大きく見せたい証拠なのです。

だいたいその様な何でも屋さんの様な名刺を配る人ってどの様な人が多いのかご存知ですか?

それは実は
ヤクザなんですよw
覚えておいて下さいね。

それらの手法は情報弱者を騙す、典型的な方法なのです。私の話を再度、そして何度でも読み返して考えてみて下さい。全てにおかしい事に気付きませんか?

ネットワークビジネスにおいて、その顧客ターゲットは企業ではなく、人となりますのでまずは、その人の可処分所得に注目すべきだと思うのです。

可処分所得から何らか支払う必要のある「価値」に対して人は お金を支払います。

ここで重要なことは

人というのは「価値」について
お金を支払うのです

儲かる」と思ってお金を払うのは情報弱者の弱点であり、この様な事を繰り返していては一生搾取され続ける訳です。

気付いて下さい。
ネットワークビジネスも悪徳商法のプレゼンも全て同じですから。

「このハンバーガーは旨い、安い、儲かる」
このハンバーガーが無価値の情報商材であったり、旅行、格安SIM、電気に化粧品にサプリメントな訳です。

ビジネスに旨い、安い、儲かるは実は重要ではありません。
全てのビジネスの共通の課題は何でしょうか?

結局は「集客」こそボトルネック、つまり課題なのです。これは消費者もビジネスをする人も、両方を!特に消費者など全く集客が出来ていない。儲けたいあさましい人の集団であり、そこには製品に価値を見出す消費者が皆無なのです。

どんなにまずいハンバーガーでも売る方法は有ります。腹ぺこの群集を集められたら売れるに決まってるいるのです。

富士山の山頂付近では1000円のカップヌードルが飛ぶように売れるわけです。

旨い、安い、儲かるはビジネスには全く関係ないと思いませんか?
マーケットを見つける力や、そのマーケットから集客する具体的な方法こそ重要なのです。

だから詐欺師たちに私は言いたいのです。物が売れないのでは無く、それは価値がないから人はお金を支払わないのです。
そして価値のない物を欲しがる人など世の中にいない訳であり、だからこそ詐欺師達は無価値なものをいかにも価値があるように混同させて、「お金儲けをしたい」情報弱者を集めているのです。

簡単に儲かるとか、コピペだけの簡単作業で誰でも出来るなど謳うわけです。

コピペの宣伝を承認が取れていない相手に送るのは完全に法律違反です。SNSのコミュニティなどへ「⭕️⭕️⭕️なビジネスに興味はありませんか?」と言う投稿も法律違反なのです。
ご存知でしたか?

あなたは知らない間に被害者になり、そして加害者になっている。ここが恐ろしいのです。

【楽して儲かる】事など無いのです。努力もせず知識もなく稼ぎ続けられる方法など有りません。

次は日本人は可処分所得のうちの支出について、何にお金を払うのか?
という事について考えてみましょう。

近年は、この可処分所得も減少傾向で、昔と違い給与が将来上がる希望もないのが現状で消費が下がる一方です。 そして現在はコロナショックにより、未曾有の不景気が到来すると言われています。

失業率はまだまだ上がるでしょう。コロナだけでは有りません。まだまだ国難は続くと予想されているのです。今の10倍25%は行くとの予測もあり、そうなると約1000万人が失業する訳です。

主要旅行業者の部門別取扱額の推移 | JATA

 

日本旅行業協会は、旅行される皆さまの楽しく安心できる旅行の実現のため、世界旅行博の開催、キャンペーン情報の提供や、苦情の相談を受けてます。

www.jata-net.or.jp

その様な経済状況の中で一番に削られる支出はレジャーや嗜好品などと言われています。

これは皆様の実生活を考えましたら想像できると思うのです。

給与が安く、
将来不安な中で
旅行へ行きますか?
コロナで問題になったクルーズなどは?

その為の積立をしますか?
最初に解約するものではないでしょうか?

実際にデーターを調べますと
国内取扱高、人数ともに下がる一方で、

国内旅行産業は悲鳴をあげていたのも
事実で多くの旅行会社が倒産していきました。

市場も悲惨だけでなく、元々利益率も低い業界ですから、これまたいまの市場では厳しいと言わざるを得ません。

旅行で最近良いのは
訪日観光、所謂、インバウンドだったのですが、今回のコロナショックで激震が走っています。

旅行のネットワークビジネスも沢山ありますがいかがですか?
そして、日本には旅行業法という法律があります。拠点には全て有資格者を置く必要があります。従って、旅行のネットワークビジネスが日本で営業出来る可能性は有りません。

そして海外のビジネスを日本の法律を守る事なく、「海外企業なので日本の法律は関係ない!」というお馬鹿ちゃんまでいますが、これは法律をしっかりと勉強すべきだと考えます。

海外法人は日本の法律を守らなくて良い?

そんな訳はありません。
日本に会社があろうがなかろうが、日本国民が日本に於いてビジネスをするには日本の法律を遵守する必要があるのは当然のことです。
遵法精神もない、知識もない人から学ぶものはありますか?
人生を踏み外す前に、その人から離れる事をお勧めします。

楽天と提携すると言い続けている会社もありますw
来月には発表と言いながら、来月には発表と言い続けるw

英語の読める方はしっかりと情報を入手して下さいw

その企業の経営者は楽天と提携したなど言っていませんw
提携したいと言っているのです。
そして楽天に問い合わせをしてみて下さい。全く事実と異なると言われるだけでなく、その会社へ苦情を言うとまで言われる始末。

レターを見せ、相手に読ませながらビジネスを進める輩も多いですね。そのグループのトップが以前はどこにいましたか?
その会社が業務停止になったのはご存知ですか?
その業務停止のやり方こそ、そのレターだったのをご存知ですか?

https://www.kanto.meti.go.jp/annai/hodo/data/20190329tokusho_press.pdf

同じリーダーが別の会社に行って、行政処分になった同じ方法で同じ様なネットワークビジネスをする。
日本に本社がないと、日本の法律を守らなくても良いのでしょうか?

その様なリーダーが活躍するビジネスにおいて、楽天さんは提携など本当にするのでしょうか?
楽天さんでさえ将来が危ぶまれる中で、さぞかし危険な賭けと言わざるを得ません。

消費者の反発は必須ですね。
楽天さんもw

人は何に可処分所得を使うのでしょうか?

まずは生きて行くためには 食事ですよね?
だから食品メーカーの業績、株価は安定していると思いませんか?

このコロナショックの状況でさえスーパーの売り上げは上がっていて、人手不足になっているとの事です。

後は 住居。
住宅メーカー、不動産、いかがですか?町の不動産屋さんにお客はいつもいないのに潰れない?何故?
不思議に思った事はありませんか?常に市場性と利益率なのです。

ただ現在、空家率は40%と言われて不動産業界はバブってましたからね。この不況でどうなるかは明らかだと思います。

その他の市場が大きく利益の高い市場はどこでしょうか?

たくさんありますよ!

保険に、化粧品、日用消耗品、サプリメントにと言い出したらきりがありません。

これらの企業の株価、市場性、成長性、様々なデーターを見てください。その推移や市場性、
成長性などもしっかりと読み解くべきです。
利益率も高い業界は株価も高い。

株価のみならず、株価収益率など、株価に付随する様々なデーターを分析しますと世の中のニーズがわかってくるはずです。

全てが
儲かるわけではないし、
全てが
儲からないわけでもない。

単に市場性、成長性、利益率の話を私はしただけですから。

私が言いたいのは、ビジネスというのは
〇〇が儲かる、
〇〇は儲からない。
など単純なものでは有りません。

まずは市場を見る事。顧客ニーズや動向を知る事。これも知らずに儲かるも何もあったものでは有りません。

正確な情報を知った上で、市場にインするマーケットインという考えが重要なのです。

『製品が良いから!』
などとまるで洗脳されたおばかちゃんの様な事を言い続けても皆さんが儲かる事は一生ありません。

私たち経営者は製品が・・・などとプロダクトアウト的な考えを言いませんし、その様な事を言えば投資家にも相手にはされません。

最も大切な事はマーケティングだと私は言い切ります。

マーケティングの中で、
どの市場に、
どの様なお客様がいて、
どの様なニーズがあるから、
どの様な価値を、
いつまでに、
どの様な方法で、
どの様な価格で、
どの様な利益が獲得できるのか?

そう思いませんか?

ネットワークビジネスのリーダーの話を聞いていると呆れて物も言えませんねw

忘れないで下さい。
「誰が喜びますか?」
そのベクトルはどちらを向いてますか?

どんな人が顧客であり
どのような価値を
どの様な方法で提供するのか?

これがしっかりと理解出来た方は悪徳商法や詐欺に近いネットワークビジネスに騙される事は無くなる事でしょう。

そして今や、テレワーク、ステイホームにて完結出来るビジネスでないと生き残りはいかがでしょうか?

やっている事も頭の中身もアナログでチープなネットワーカー達にこの先の世の中が渡って行けるのでしょうか?

次回は
お金儲けの真髄
についてお話しさせて頂きます。

儲かるって話は沢山来ましたよね?でも儲かってる人にはあったことがない。そう思いませんか?笑

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