✳️ まず前提:電磁波とは何か?
電磁波(電磁界:EMF)は、 電場と磁場が空間に伝わるエネルギーの波 です。波長・周波数は環境や発生源によって異なりますが、自然・人工に関係なく 同じ物理法則に従います。
電磁波全体は「電磁スペクトル」と呼ばれ、
- γ線、X線、紫外線(高エネルギーで細胞を傷つける可能性あり)
- 可視光線(太陽光)
- 赤外線
- 無線・電波
など幅広い波長が含まれます。
🔹 「自然な波長 vs 一定の波長」という考えは誤解
- 自然界の太陽光も、紫外線〜可視光〜赤外〜電波までの広いスペクトルです。
- 人工の電磁波も、同じスペクトルの中にあります。
つまり
👉 「自然は安心・人工は危険」という区別自体が、物理学的に根拠がありません。
自然・人工の区別は 発生源の違い であって、 電磁波が人体に与える影響の根拠ではない のです。
🔹 重要なのは「エネルギーの強さ」と「種類」
電磁波の健康影響で科学的に大切なのは、
- 電磁波のエネルギー量(強さ)
- イオン化できるかどうか(ionizing vs non-ionizing)
です。
- イオン化放射線(X線・γ線など):DNAまで損傷できる高エネルギー。
- 非イオン化放射線(可視光〜無線・電波など):熱の発生などに影響する可能性はあるが、DNAを壊すエネルギーは基本的にない とされています。
太陽から届く太陽光にも 紫外線という高エネルギー成分 があり、日焼けや皮膚がんのリスクとなると科学的に証明されています。
一方、スマホ・Wi-Fi・送電線などの人工電磁波は非イオン化であり、現時点では「明確な健康被害の証拠はない」というのが世界保健機関(WHO)や各国研究機関の見解です。
🔹 「波長が一定だから体に悪い」は科学的根拠にならない
SNSで言われているように
「自然は波長がバラバラで安心」
「人工は一定だから危険」
という理屈は、科学界では支持されていません。
波長が単一かどうかは、電磁波が体内で何をするかを決める科学的因子ではありません。
たとえば、マイクロ波やラジオ波も単一周波数を出すことができますが、それ自体が危険性を示すものではないというのが現在の科学的評価です。
🔹 低レベル(弱い)電磁波の健康影響は「科学的証拠なし」
世界保健機関(WHO)の国際電磁界プロジェクトや各国の疫学・実験研究によれば、日常生活で遭遇する低レベルの電磁波について、「健康への有害性を結論付ける証拠はない」 とされています。
*ただし、極めて強い電磁界(医療・産業用など)は別の話で、専門的な安全基準が設けられていますが、それも 強さ(エネルギー)で管理されている ので、「自然 vs 人工」の区別にはなりません。
🔹 「電磁波過敏症」も証明された医学診断ではない
いわゆる「電磁波過敏症」とされる症状は報告されていますが、科学的に電磁波の曝露が原因である証拠は見つかっていません。実際にはストレスや心理的要因が関与する可能性が指摘されています。
📌 結論
- 自然の電磁波と人工の電磁波は同じ物理現象で、 発生源の違いだけ
- 「波長が一定かどうか」で健康へのリスクが変わる科学的根拠はない
- 現在の科学的な合意は、 日常的な低レベル電磁波で健康への有害性は証明されていない
- 「危険」と断定したいなら、エネルギー強度・周波数帯・曝露レベルという客観データで評価すべき
このように、SNSの主張は科学的な理解を欠いたものであり、恐怖感を煽るだけのものでしかありません。
電磁波危険と発信しているのもマルチの人が多いのです。マルチってまじ害しかないと言う見解です!
嘘の情報で勧誘する事は特定商取引法違反です。被害に遭われた方は消費者センター188へ通報を!

ありがとうございました!


