スズバース、投資詐欺、ポンジスキームのNFTは本当に金融庁の許可は要らないのか?データより検証してみる!

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NFT投資は本当に安全? スズバース検証で見えてきた金融庁許可の必要性

NFT投資詐欺の実態

近年、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)を用いた投資詐欺が横行しています。NFT自体はデジタルデータの所有権を証明する正当な技術ですが、それを悪用した詐欺が増加している現状を危惧しています。

今回のブログでは、NFT投資詐欺の温床として疑われている「スズバース」を例に、金融庁の許可が本当に不要なのか検証していきます。

金融庁の許可は不要?

スズバース側は、金融庁の許可を取得せずに事業を行っていると公言しています。確かに、すべてのNFT事業に金融庁の登録が必要なわけではありません。例えば、

  • ご当地キャラのNFT

  • 個人が作成したアート作品のNFT

  • ナイキなどの企業が販売するコラボNFT

などは、暗号資産としての価値を持たないため、金融庁の登録は不要とされています。

金融庁の関轄となるNFTとは?

では、どのようなNFTが金融庁の関轄となるのでしょうか?ポイントは、NFTが金融資産的価値を持つと説明されているかどうかです。

金融庁の発表では、「一号暗号資産を用いて購入または売却できる商品・権利などに留まらず、当該暗号資産と同等の経済的機能を有するかが考慮要素」とされています。

スズバースのNFTは、高額で売買され、将来的に上場して更に価値が上昇すると説明されています。まさに金融資産的価値を謳っていると言えるでしょう。

スズバースはマルチ商法?

スズバース側は、特定負担・特定利益がないアフィリエイトなので連鎖販売取引には該当しないと主張しています。しかし実際には、アフィリエイトで収益を上げている人はごくわずかで、実態はネットワークビジネス(マルチ商法)ではないかと疑われています。

「ダオ」という言葉の誤用

スズバースは、自らを「ダオ」(分散型組織)と称し、統括者不在をアピールしています。しかし、実際には社長が存在し、セミナーを開催するなど、統括者が存在することは明らかです。これは「ダオ」という言葉の誤用であり、組織の実態を隠蔽しようとする意図が見え隠れします。

疑惑だらけのスズバース

スズバースは、

  • 金融資産的価値を持つNFTを金融庁の許可なく販売している

  • マルチ商法の疑いがある

  • 「ダオ」という言葉を用いて組織の実態を隠蔽している

など、疑惑だらけの事業と言わざるを得ません。

NFT投資詐欺から身を守るために

NFT投資詐欺から身を守るためには、以下の点に注意することが重要です。

  • NFTが将来的に高騰するという甘い言葉に惑わされない

  • 事業者が金融庁の許可を取得しているか確認する

  • マルチ商法の疑いがないか注意する

  • 不安があれば、警察や消費生活センターなどの専門機関に相談する

NFTは新しい技術であり、その可能性は未知数です。しかし、だからこそ悪用されるリスクも高いと言えるでしょう。安易な投資は避け、しっかりと情報収集を行うことが重要です。

最後に

私は、スズバースの事業内容に強い疑念を抱いています。スズバースが私の主張に反論するのであれば、納得のいく説明をしていただきたいです。

このブログが、NFT投資詐欺の実態を知り、被害を防ぐ一助となれば幸いです。

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